衝撃! トヨタ「スープラ」にオープン仕様登場! イカす屋根開き車3選

いつの時代もイカしたクルマは存在します。今回は、オープンモデルのなかでイカした3台を紹介します。

スープラにオープンモデルが登場!? イカすオープンを3台紹介!

 世の中には、さまざまなオープンモデルが存在します。現在の日本市場では、マツダ「ロードスター」、ホンダ「S660」、ダイハツ「コペン」などしか販売されていませんが、海外や過去にはイカすオープンが存在しました。
 
 今回は、そのなかから3台を紹介します。

北米トヨタが公開した「GRスープラスポーツトップ」
北米トヨタが公開した「GRスープラスポーツトップ」

●トヨタ「スープラ」

 2020年はオンラインイベント「SEMA360」という形式での開催となった人気カスタムイベント「SEMAショー」にて、トヨタは「スープラ」の特別なオープンモデルの存在を明かしました。

「GRスープラスポーツトップ」と名付けられたそのモデルは、2019年にデビューした「GRスープラヘリテージエディション」での大きな反響に影響されて企画されたモデルです。

 かつての歴代スープラに設定されていたリムーバブルトップモデルへのオマージュをコンセプトに、ルーフや構造の大部分を取り外しています。

 オープンモデルにするためにフレームの大部分を補強することで構造剛性を確保。

 取り外したルーフは、トランクに収納可能で、Tトップ方式とは異なり、中央にセンターバーはありません。

 また、ルーフ後端にはピアノブラックのキャノピーを採用するなど、印象的なスタイリングとなっています。

 現時点で、GRスープラスポーツトップの発売は未定ですが、発売されれば大きな注目が集まることは間違いなさそうです。

●スマート「クロスブレード」

 1998年に、ダイムラーグループと、スイスの時計メーカー「スウォッチ」が共同で立ち上げた会社「MCC」から展開されたブランドがスマートです。

 スマートは、全長2500mmながら強固なモノコックシャシを採用。その頑丈なシャシにより、当時のメルセデス・ベンツ「Eクラス」と正面衝突しても、キャビンに生存空間が残るほど安全という作りになっていました。

 2001年には、オープンカーモデルとして「スマートカブリオ」をベースに「クロスブレード」が登場します。

 ボディにはルーフやフロントウインドウは存在せず、ドアの代わりにバータイプのものが装着されるのみです。

 内装は防水処理がされており、駐車中に内装を保護するトノカバーは付属されていましたが、走行中に雨が降っても乗員は濡れたままでした。

 パワーユニットは600cc直列3気筒ターボを搭載。最高出力70馬力にチューンナップされ、外観には専用デザインのバンパーやフェンダー、ホイールなどを装着。

 日本では2002年に25台が限定販売されて完売。さらに2003年に34台が追加で限定販売されました。

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