N-BOXの半分以下!? 話題沸騰も伸び悩む軽自動車3選

2020年も12月となり、1年の終わりが近づいています。そうしたなかで、ホンダの軽自動車「N-BOX」の人気は留まることを知りません。そうしたなかで、2020年に登場した話題の軽自動車は、N-BOXにどこまで迫れたのでしょうか。

N-BOXの半分以下…販売台数なんて関係ねぇ! 話題の軽自動車達

 2020年現在、もっとも売れているクルマがホンダ「N-BOX」です。
 
 現在、年間販売台数において、軽自動車では5年連続、普通車では3年連続の首位を獲得するほどで、現行モデルは2017年に登場してから3年目でも継続して高い人気を誇り、2020年度上半期(4月から9月)では9万612台を販売しています。
 
 一方で、2020年には話題の軽自動車が続々と登場していますが、2020年12月時点でもN-BOXの牙城を崩せていません。
 
 今回は、そんな2020年に登場した話題モデルでも、N-BOXの半分以下の販売台数となる伸び悩む3台を紹介します。

2020年12月24日に発表を予定しているN-BOXシリーズのマイナーチェンジ。これにより、各社との差はさらに広がる?
2020年12月24日に発表を予定しているN-BOXシリーズのマイナーチェンジ。これにより、各社との差はさらに広がる?

●スズキ「ハスラー」

 2020年1月20日に、スズキの軽クロスオーバーSUV「ハスラー」がフルモデルチェンジして発売されました。

 2代目となる現行モデルは、先代モデルのヒットを受け、スタイルはキープコンセプトではあるものの、先代モデルよりも角張ったボディと、ハスラーのアイコンともいえる丸目のヘッドライトを組み合わせ、遊び心を全面に押し出した話題の軽自動車です。

 外観デザインは、先代モデルよりタフで力強いデザインに進化しており、内装でもアウトドアをイメージしています。

 とくに、メーターやディスプレイといった表示類、グローブボックスのデザインなど乗っていて楽しくなる仕掛けを沢山採用しました。

 パワートレインは、新開発の660cc自然吸気エンジンと660ccターボエンジンを設定しているほか、トランスミッションには新開発のCVTを採用しています。

 駆動方式は2WDと4WDが設定され、4WDには「スノーモード」「グリップコントロール」「ヒルディセントコントロール」などの機能が標準装備されました。

 安全面では、予防安全技術「スズキセーフティサポート」を採用。進化したデュアルカメラブレーキサポートにより、夜間の歩行者検知や標識認識機能、後退時ブレーキサポート。

 ターボ車には、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能をスズキの軽自動車として初搭載しています。

 2020年度上半期(4月から9月)では、3万8670台とN-BOXの半分には及ばないものの、近年トレンドとなっている軽SUVの元祖的な存在として多くのユーザーから支持されています。

●ダイハツ「タフト」

 2020年6月10日に発売したダイハツの新型軽SUV「タフト」は、同年4月3日からティザーサイトで先行予約キャンペーンを実施するなど、大きな注目を集めました。

 タフトは、ダイハツの軽自動車「タント」や小型SUV「ロッキー」に続いて同社の新世代のクルマづくり「DNGA」を採用した第3弾モデルです。

 外観デザインは、格好良さと使いやすさを両立したスクエアな形状が特徴で、ブラックアウトされた前後フェンダーなどがSUVらしさを表現しています。

 また、内装では前席の天井部分に大型のガラスルーフ「スカイフィールトップ」を装備することで、高い開放感を実現。

 さらに、収納スペースが多彩な前席「クルースペース」と、自在にアレンジできる車両後部・後席の「フレキシブルスペース」に分けるパッケージングを採用するなど、従来の軽自動車とは異なるコンセプトを持つモデルとしても話題となりました。

 パワートレインは自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類を設定。駆動方式はFF/4WDが選択可能で、ぬかるんだ道などでタイヤが空転したときに、駆動配分を制御するグリップサポート制御も採用されています。

 予防安全機能「スマートアシスト」では、衝突被害軽減ブレーキの対応速度引き上げと夜間の歩行者検知機能の追加など全17種類の予防安全機能を搭載。

 また、ダイハツ初となる電動パーキングブレーキを全車に搭載し、オートブレーキホールド機能や全車速追従型ACCにも対応しました。

 2020年度上半期(4月から9月)では2万3544台と、上半期の途中から登場したものの、好スタートを記録している状況といえ、ライバルとされるハスラーと共に話題の軽SUVとなります。

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6件のコメント

  1. タフトはこのデザインで倍売れます!

  2. たしかに
    この旧車をおもわせる
    どこかダットサントラックのようなフォルムなら
    売れるかもタフト。
    ハスラーはジムニーよりにしすぎで個性がなくなったからがっかり。

  3. いきなりレベル3運転支援投入とか、燃費がn-boxの倍くらい伸びるくらいのインパクトがなければ無理でしょう‼️

  4. 今の日本車ってみんな同じような形、デザインでなんかなぁーって。SUVかミニバン系しかないもんね。

  5. どうでもいいこと記事にしなくてよい。つまらない。そんなことより、どうして世界一の自動車メーカーが他にいるのに、三下クズの作ったエセ自動車の方が売れてるんだ??矛盾してると思わないのか?

  6. 隙間しか狙わないからねスズキ。たまにツボにはまるけど、マグレの名車だからマイナーチェンジの色変えでコケてフルモデルチェンジでまたコケるのも毎度のお約束(^_^;) バイクも車もずっと伝統(^_^;)

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