レクサス新型「IS」は超絶進化! でも手が届かない人には中古車をオススメするワケ
2020年11月にビッグマイナーチェンジを遂げて発売されたレクサス「IS」。もちろん、新型モデルは魅力的ですが、中々手が届かないものです。そんなときに、ISの中古車を探してみるのも手かもしれません。
日本参入時より存在しているISはレクサスを代表するスタンダードモデル
コンパクトFRスポーツセダンの「IS」は、レクサスが2005年に日本市場に導入された際に、「GS」「SC」と共にブランドの3本柱として登場。
この際、グローバルで展開される2代目が導入され、現行となる3代目は2013年から発売されており、2020年で7年目ということもあり、中古車市場ではお買い得なモデルも多いようです。
2020年11月にビックマイナーチェンジを遂げたことで、再注目されているIS。このマイナーチェンジでは、より洗練されたデザインが採用されていることに加え、足回りの改良や、最新の安全技術が搭載されるなど、さらなる進化を遂げています。
ISの年間販売台数を見てみると、2019年度は2050台と国内販売台数自体で非常に少ない印象を受けます。
日本自動車販売協会連合会の調べによると、2020年5月度の販売台数は82台となります。月間販売台数の数字だけを見てみると、国内販売台数はかなり低いため、不人気車のように思うかもしれません。
しかし、2019年度の世界販売台数は76万5330台を記録しているなど、世界全体ではレクサスは好調です。
また、ISは主力市場である北米を中心に、ベストセラーカーとして評価されてきました。
近年では、競合モデルに比べて多少古臭さが否めなかったため、販売台数は落ち込んでいましたが、2020年11月のマイナーチェンジで、さらに商品性を増しています。
現行ISのボディサイズは、全長4710mm×全幅1840mm×全高1435mmと、マイナーチェンジによって前モデルよりもやや大きくなりました。大型のスピンドルグリルと吊り上がったヘッドライトが特徴的で、引き締まった印象を受けます。
インテリアは、レクサスらしい本革シートが採用されていることに加え、先進的なタッチアップディスプレイが採用されており、質感の高さと最新システムが融合されている内装に仕上げられています。
また、足回りには「スウィングバルブショックアブソーバー」が採用されています。これは、サスペンションの動き始めから最適な減衰力を発生し、ハンドルを切った際の反応の良さを残したまま、快適な乗り心地もキープしてくれるシステムです。
ISのグレードは、3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載する「IS350」、2.5リッター直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせた「IS300h」、2.5リッター直列4気筒ターボエンジンの「IS300」の3種類があります。
また、IS300hとIS300には、標準グレードに加え、より内装を豪華にした「version L」と、スポーツ仕様の「F SPORT」も設定。ちなみに、IS350は「F SPORT」のみ設定されています。
駆動方式は、2WDとなりますが、IS300hのみ走行条件によってトランスミッションからの駆動トルクを適切に配分するAWDモデルが設定されています。
ほかにも、ISには最新の「Lexus Safety System +」を搭載。従来までの単眼カメラ+ミリ波レーダーを使用した危機回避システムはそのままに、さらに対応領域の拡大や低速時加速抑制などの機能追加が実施され、より快適に安全運転ができるようになっています。
ISの新車価格は、IS350が650万円、IS300hが526万円から642万円、IS300が480万円から555万円です。
原価を知ったら寅さんの売と同じですよ