中古のトヨタ「ヴェルファイア」はいまが狙い目!? 複雑な中古車事情とは
トヨタ「ヴェルファイア」はエントリー価格でも350万円以上することから、兄弟車の「アルファード」と並んで高級ミニバンと称されています。しかし、昨今ではアルファード人気が高まり、かつてほどの勢いがないヴェルファイアは、中古車で狙うならいまがチャンスだといいます。
最近、元気がないヴェルファイア。今なら中古車が狙い目!?
トヨタ「ヴェルファイア」は、トヨタ「アルファード」の兄弟車としてラインナップされています。
新車市場においては、高級ミニバンに分類され、その迫力のある外観デザインから通称「オラオラ顔」ともいわれています。
そんなヴェルファイアは、中古車市場ではどのような評価を受けているのでしょうか。
基本的なパッケージングは、アルファードと共通ですが、差別化を図るために主にフロントデザインが異なっています。
ヴェルファイアのフロントは、上下に分割されたヘッドライトやフロントグリルが、アグレッシブな雰囲気を醸し出しています。
また、インテリアはブラックやシルバーを基調にシンプルにまとめられていますが、加飾パネルに木目調も採用されているため、落ち着いた印象も受けます。
搭載されるパワートレインは、3.5リッターおよび2.5リッターエンジンを搭載するガソリン車と、2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド車の3種類が設定されています。
日本自動車販売協会連合会によると、2019年4月から2020年3月までのヴェルファイアの販売台数は3万1203台と、6万7823台販売しているアルファードと比べると大きく劣っているように見えます。
WLTCモード燃費で、2.5リッターエンジン車が10.6km/Lから11.4km/L、3.5リッターエンジン車が9.6km/Lから10.2km/L、ハイブリッド車が14.8km/Lです。
新車価格は、ガソリン車が363万5000円から761万9000円、ハイブリッド車が458万7000円から775万2000円と、グレードによって金額に大きな差があります。
直近の新車販売動向について、トヨタの販売店スタッフは次のように話しています。
「2020年5月から全国にあるトヨタ系の販売店で全車の併売が始まりました。これにより、アルファードとヴェルファイアはどの店舗でも同様に買えることとなり、知名度があるアルファードに人気が集中したことで、両車に差が生まれました。
現在では、アルファードを検討されるお客さまは定期的に来店されますが、ヴェルファイア目当ての人は少なくなった印象です」
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