マンソリーが810馬力のモンスターを作った! ベースは「アヴェンタドールSVJ」
ランボルギーニの限定モデルである「アヴェンタドールSVJ」をマンソリーがチューニング。810psにまでパワーアップし、よりアグレッシブなアピアランスとなった「カブレラ」を紹介しよう。
ランボルギーニにとってバリューある「カブレラ」というネーミング!
ランボルギーニ「カブレラ」。誰もがかすかに記憶のなかで覚えている車名ではないだろうか。
もちろんカブレラは実在するモデルの名前ではない。かつてランボルギーニが、新型12気筒モデルの「アヴェンタドール」、そして10気筒モデルの「ウラカン」を開発中であるという情報が伝わるたびに、気の早いメディアはそれにカブレラの車名が与えられると報じられていたのだった。
たしかにカブレラは、ランボルギーニの車名の流儀から考えるのならば、新型車に採用されてもおかしくはないほどのバリューを持つネーミングである。
スペインの闘牛界には3つの優秀な繁殖ラインがあり、それは「ミウラ」、「ガヤルド」、そして「カブレラ」であるからだ。
マンソリー・カブレラは、以前紹介したフォード「GT」ベースの「ル・マンソリー」と同じく、同社の創立30周年を祝する限定車である。
生産台数はル・マンソリー同様、3台と限られているので、カブレラのような一流のバリューを誇る名前にも違和感はない。
カブレラのベースとなっているのは、アヴェンタドールの最上級モデルともいえる「SVJ」だ。それは闘う雄牛の攻撃態勢を連想させ、また最新の攻撃能力を持つステルス型戦闘機をもイメージさせるフィニッシュといえる。
ヴェント・ヴェルデと呼ばれる、モスグリーン系のカラーでペイントされたボディは、フルカーボン製となる。
フロントスポイラーはエアの流入量を増加させるために、大型のインテークを備え、側面のホイールアーチに美しく連続していく。サイドスカートも独自のデザインにモディファイされており、こちらもエンジンルームに効果的にエアを導入することに大きく貢献している。
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