マンソリーが810馬力のモンスターを作った! ベースは「アヴェンタドールSVJ」
810馬力が生み出す異次元の世界とは?
リアセクションを見てみよう。新デザインのエンジンフードやダブルディフューザー、リアスカート、リアウイングなど、エアロダイナミクスの改善は万全の備えだ。
0ー100km/h加速は2.6秒、最高速は355km/hというパフォーマンスを実現するには、エアロダイナミクスの向上は非常に重要な課題なのだ。
もちろんカブレラのボディには、ほかにもさまざまなアイテムが装着されているが、もうひとつ見逃せないのは、ル・マンソリーと共通した横方向に2灯式となるLEDのヘッドランプである。このヘッドランプはマンソリーの顔として、これからも採用例が増えていくのだろう。
リアミッドに搭載される6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンは、マンソリーのチューニングによって、最高出力が770psから810psに、最大トルクは720Nmから780Nmに引き上げられている。
この巨大なパワーを路面に伝達するために、マンソリーはフロント255/30ZR20サイズ、リア355/25ZR21サイズのピレリ・Pゼロタイヤを装着している。ホイールはフロント9J×20、リア13J×21インチとなる。
エグゾーストシステムも、もちろんマンソリーの自製だ。
エクステリアカラーのヴェント・ヴェルデは、インテリアでもアクセント・カラーとして効果的に使用される。
このマンソリー社の創立30周年を記念した限定車カブレラの生産台数はわずかに3台。アヴェンタドールSVJが900台限定であるので、さらにレアモデルを求めるカスタマーには、非常に魅力的な1台となるだろう。
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