アルファードは中古車が狙い目? 条件次第では新車の方がお得な可能性も
最近では、「いつかはアルファード」といわれるようにトヨタの高級ミニバン「アルファード」の人気が高まっています。しかし、エントリーモデルでも350万円以上となることから手が届きにくい存在でもありますが、その場合に中古車の検討価値はあるのでしょうか。
アルファード所有しているだけで満足感あり?
トヨタの売れ筋ミニバンである「アルファード」は、存在感のある見た目と高級感溢れる内装で、直近ではミニバンジャンルでトップの販売台数を誇ります。では、アルファードの中古事情はどうなっているのでしょうか。
アルファードは、迫力あるエクステリアやファーストクラス並みの室内空間も持ち味です。また、同社の「ヴェルファイア」の兄弟車でもあります。
しかし、アルファードの新車価格は、エントリーモデルでも350万円以上と高額であるため、「高すぎて手が届かない」と考えてしまう人も少なくありません。
少しでも安くアルファードを購入したいと考えているのであれば、中古車を狙うのもおすすめです。
アルファードは、日本自動車販売協会連合会が発表している普通車販売台数ランキングの2020年度上半期(4月から9月)では5位(4万4311台)にランクイン。同期間のミニバンジャンルでもっとも多く販売されています。
高級ミニバンらしいエレガントなエクステリアは、2015年のフルモデルチェンジによりフロントフェイスが大幅に変更され、より大きな存在感を示すようなデザインとなりました。
また、2018年のマイナーチェンジにより、切れ長のヘッドライトの採用やメッキ部分が追加されたことにより、アルファードの派手さがさらに強調されています。
インテリアは、「大空間高級サルーン」をコンセプトに開発されており、最大限に広げられた車内空間のおかげで、余裕のあるシート配置を実現。このおかげで、ファーストクラスのようにゆったりくつろげられるようになっています。
さらに、足回りはリアにダブルウィッシュボーン式が採用され、2列目や3列も高級セダンに引けを取らないほどの乗り心地のよさを実現。同時に走行安定性もアップしており、長時間運転しても疲れにくいとユーザーから好評を得ています。
搭載されるパワートレインは、2.5リッター/3.5リッターガソリン車と、2.5リッターエンジンに電気モーターが組み合わせたハイブリッド車の3種類を設定。燃費性能は、WLTCモードでガソリン車は9.6km/Lから11.0km/L、ハイブリッド車は14.8km/Lです。
グレード体系は、外観デザインは標準顔とエアロ顔、パワートレインはガソリン車とハイブリッド車、乗車定員は7人乗り/8人乗りなど細かく分けられています。
ガソリン車は、標準顔の「X」「G」「GF」「エクゼクティブラウンジ」の4種類。一方エアロ顔は「S」「SC」「S“Cパッケージ”」「エクゼクティブラウンジ S」の4種類が設定されています。
ハイブリッド車は「X」「G」「G“Fパッケージ”」「S」「SR」「SR“Cパッケージ”」「エクゼクティブラウンジ」の7種類を設定。また、ガソリン車の「S」グレードと、ガソリン車/ハイブリッド車の「X」グレードには8人乗りが設定されています。
新車価格は、ガソリン車の標準顔が352万円から755万9900円、エアロ顔は386万4000円から775万2000円です。
ハイブリッド車が454万7000円から775万2000円となり、エントリーモデルから最上級モデルの間に約400万円以上の価格差が存在するなど、幅広い価格設定となっています。
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