SUVイチの迫力顔!? ミツオカ新型「バディ」はどんなミドルサイズSUV? どんな仕様で登場する?
ミツオカは2020年11月26日に新型SUV「バディ」を正式発表します。先行予約も同日に開始されるといいますが、いったいどんな仕様で登場するのでしょうか。
ベースはRAV4? でもフロントフェイスはまるで別物!
ミツオカは、2020年11月26日に新型「バディ」の先行予約を開始します。ミツオカとして初めて扱うSUVとなり、かつデザインも往年のアメ車を彷彿とさせるもので、ミツオカとしてまだ珍しいデザインだといいます。いったい、どのような仕様で登場するのでしょうか。
新型バディのベース車は、そのボディ形状からトヨタ「RAV4」と見られており、グレード展開や一部の諸元などはすでに公開されています。
グレードは「20LX」「20DX」「20ST」「HYBRID DX」「HYBRID ST」の5つが展開され、ボディサイズは全車変わらず、全長4730mm×全幅1860mm×全高1685mmです。
RAV4は全長4600-4610mm×全幅1855-1865mm×全高1685-1690mmで、新型バディは全長が120mmから130mmほど延長されているほか、RAV4では一部グレードで全幅や全高が異なっているのに対し、新型バディはどちらも統一されています。
一方最低地上高を見ると、新型バディは「20LX」が200mm、「20DX」「20ST」が195mm、「HYBRID DX」「HYBRID ST」が190mmという数値です。
そしてRAV4は、「Adventure」「G “Z package”」「G」「X」「HYBRID G」「HYBRID X」といったグレードがありますが、最低地上高は「Adventure」「G “Z package”」が200mm、「G」「X」が195mm、「HYBRID G」「HYBRID X」が190mmという設定なので、この部分はベースグレードに準拠している可能性があります。
ミツオカは現状、公開されている諸元は暫定値であるとしているほか、価格などは明らかにしておらず、これらの情報は11月26日の正式発表および先行予約開始時に公開される見込みです。
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新型バディは、デザイン面でもこれまでのミツオカ車では少なかったアメ車風デザインを採用しているということで、注目されています。
ミツオカは1980年代後半からクラシックカーをモチーフにしたクルマの製作を開始しましたが、多くは1940年代から1960年代の欧州車をオマージュ。
初期の代表的なモデルとしては「BUBUクラシックSSK」、「ラ・セード」、そしてモデルチェンジを繰り返し、現在もラインナップされている「ビュート」などがあります。
しかしこれらのなかに、いわゆる“アメ車風”なデザインのモデルはありませんでした。
そんななか、ミツオカは創業50周年記念車として2018年11月29日に「ロックスター」を発表。シボレー「コルベット(C2)」を連想させるデザインは、まさにアメ車風なデザインで、ミツオカ車の新たな世界観を提示するものでした。
ロックスターの発表時、ミツオカは次のようにコメントしています。
「ロックスターは、ミツオカ創業50周年記念モデルとして、また『ミツオカファン』に対する熱い思いを込めて開発いたしました。
コストと利便性を追求した、大量生産車が多く存在するなか、ロックスターは理屈抜きでその魅力を発揮し、シンプルで、かつ、ストレート、クルマを愛してやまないお客様に対するミツオカの自由闊達な楽しさの象徴になると自負しております」
ロックスターは2018年12月1日に200台限定で注文受け付けを開始。翌年3月22日には完売しました。
新型バディは、シボレー「K5ブレイザー」を彷彿とさせるフロントグリルを採用するなど、ロックスターに続くアメ車風なミツオカ車として、まもなく登場します。
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