新型ヤリスクロス絶好調! 1か月で約4万台を受注! 売れる要素はどこに?
トヨタは、2020年8月31日に発売したコンパクトSUVの新型「ヤリスクロス」が発売から1か月で約3万9000台を受注したことを明らかにしました。なぜ、新型ヤリスクロスはこれほどまでに売れているのでしょうか。
新型ヤリスクロスの発売1か月動向
トヨタのコンパクトSUVとなる新型「ヤリスクロス」は、2020年8月31日に発売されました。約1か月経った現在、その売れ行きはどうなっているのでしょうか。
トヨタによると、新型ヤリスクロスの発売1か月(8月31日から9月30日)の間に約3万9000台を受注したといい、月販目標台数4100台の9倍超となりました。
なお、新型ヤリスクロスは2020年8月上旬から先行予約受注を開始しており、この期間中には約1万2000台を目標の3倍を受注するなど、正式発売前から人気だったことがわかります。
パワートレインによる販売比率は、ガソリン車が3割、ハイブリッド車が7割と半数以上がハイブリッド車を選んでいるようです。
ヤリスクロス全体の購入層では、女性名義での購入が約3割となるなど女性からも注目されていることがわかります。
なお、同じプラットフォームを採用するコンパクトカー「ヤリス」の際は、2020年2月10日の発売から翌3月9日時点での受注台数が約3万7000台となり、月販目標台数は7800台に設定されていることから、こちらも目標を大きく上回っていました。
これほどまでに新型ヤリスクロスが好調な要因について、販売店スタッフは次のように説明します。
「新型ヤリスクロスが好調な要因には、まず人気のコンパクトSUVということと、価格が100万円台から設定されていることが大きいといえます。
そのうえで、2020年5月から従来の販売チャネル専売戦略を廃止して、全店舗で全車種を扱うことで、お客さまがどの店舗にも足を運びやすくなりました。
その結果、ほかの車種を見に来られたお客さまが新たに発売されたヤリスクロスを目にする機会が増えたことで、より多くのお客さまに関心を持って頂いているのではと考えられます」
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新型ヤリスクロスは、ガソリン車が179万8000円から244万1000円、ハイブリッド車は228万4000円から281万5000円となり、他社のライバル勢よりも価格が抑えられています。
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