新型ヤリスクロス絶好調! 1か月で約4万台を受注! 売れる要素はどこに?

新型ヤリスクロスは、「丁度いい、SUV」

 新型ヤリスクロスは、コンパクトSUVならではの都市部での取り回し性が良いことはもちろん、高速道路での快適な走行性能、そしてコンパクトSUVでは珍しく高い悪路走破性を持っているのが特徴です。

 パワートレインは、1.5リッター直列3気筒エンジンを搭載するガソリン車、それと同じエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車を設定。それぞれに2WDと4WDが用意されています。

 ハイブリッド車では、2WDでWLTCモード30.8km/LというSUVの常識を超えたクラス世界トップレベルの低燃費を実現。

 また、4WD性能ではガソリン車に「RAV4」などにも採用されている「ダイナミックトルクコントロール4WD」を搭載。路面状況に応じた3つの走行モード(ノーマル/MUD&SAND/ROCK&DIRT)を任意で選択可能です。

 ハイブリッド車のE-Fourでは、TRAILモードを設定。空転するタイヤにブレーキを掛けることで反対側のタイヤに駆動トルクを掛ける制御をおこない、接地するタイヤに最適な駆動トルクを配分し、悪路からのスムーズな脱出をサポートします。

 さらに、4WD性能を高める機能として、降坂時に停車速を維持する「ダウンヒルアシストコントロール」や、雪道などの滑りやすい路面でスムーズな発進をサポートする「SNOWモード」も備わるなど、本格4WD車顔負けの実力を持っています。

 安全装備面でも、X“Bパッケージ”を除く全車に最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されました。

コンパクトSUVのイメージを覆すほどの悪路走破性も高い新型ヤリスクロス
コンパクトSUVのイメージを覆すほどの悪路走破性も高い新型ヤリスクロス

 新型ヤリスクロスのボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高170mmです。

 小柄なボディサイズではありますが、日常での使い勝手も重視した設計となっています。

 荷室空間にはコンパクトなボディの上下、左右、前後を賢く使った荷室アレンジを実現したことで、大きな荷物や長尺物の収納が可能です。

 リアシートは同社のコンパクトSUVとして初となる「4:2:4分割可倒式」を採用することで、リアシート真ん中を倒せば長尺物を積載出来ます。

 さらに、荷室スペースのデッキボードは6:4分割を採用したことで、載せる荷物に応じて荷室床面の高さを2段階で調整可能です。

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 このように、サイズ感、走行性能、使い勝手、価格帯といったすべての要素において、魅力的で丁度いい部分が、新型ヤリスクロスが売れている秘訣なのかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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