トヨタ勢強し!? ホンダ「フィット」販売苦戦? 強敵ヤリスとの違いとは

トヨタが包囲網で他を圧倒!? 一方で「トヨタの敵はトヨタ」状態にも

 フィットが大ヒット車種になることができないこの状況は、今後も続くかもしれません。

 2019年から2020年にかけて多くの新規モデルやフルモデルチェンジを投入しています。

 2019年には、発売順に「RAV4(2020年6月にPHV追加)」「スープラ」「カローラ/カローラツーリング」「コペン GRSPORT」「ライズ」「グランエース」。

 2020年は現時点までに、ヤリスに続いて「ハリアー」「ヤリスクロス」「GRヤリス」と、約1年10か月の間に10車種を新たに展開しています。

ヤリスとヤリスクロスで新車販売でトップを狙う?
ヤリスとヤリスクロスで新車販売でトップを狙う?

 一方のホンダは、2019年に「N-WGN」、2020年に前述のフィット、そして「アコード」となり、新型モデルの投入においては大差がある状況です。

 そして、直近の2020年9月の新車販売台数では、ヤリス(ヤリスクロスやGRヤリス含む)、ライズ、カローラ/カローラツーリング、ハリアーがTOP5にランクインするなど、新型モデル効果を存分に発揮しています。

 実際に、現在クルマの購入を検討している30代男性は、以下のように話します。

「当初は新型モデルが登場したこともあってフィットが候補でしたが、トヨタのほうがヤリスやヤリスクロス、ライズやカローラなど選択肢が広いので、今はトヨタ車の中でどれにするかで悩んでいます」

※ ※ ※

 今回は、フィットの販売動向を中心に解説していますが、ホンダ以外のメーカーにおいても前述の期間でトヨタほど多くの新型モデルを投入していません。

 今後、2020年内に発売予定の注目モデルでは、スバル「レヴォーグ」、そして近日登場が噂される日産「ノート」などが、トヨタ包囲網にどこまで健闘出来るのか気になるところです。

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3件のコメント

  1. トヨタとホンダを比較するには、販売会社数(最近全車種販売、系列会社統合化=販売会社は統合のメリットをうたうが=要経営戦略改善が隣同士店舗、人員、非統合販社も?)販売店数、販売員数を考慮すべきで、ただ販売台数で評価されても鵜吞みにはできないのでは、メーカーサイド側の「やらせクチコミ」も多い

  2. どこもやってることだがグループ系のレンタカーやらトラックを貸し渡しするレンタル会社とかお宅さんのトラック仕入れるからお宅さんの社用車に我が車のレンタカーを長期リースしてチョ?な〜んてのもTOYOTAが強い一因だろね。
    そりゃ一般ユーザーの登録に絞り混んだら分からないよね?w
    とにかく強弱ではなくヤリスとフィットは初代モデルの亡霊に取り付かれて車としては双方佳作だね
    TOYOTAは未だにカローラからLSまでCVTのフィールがまるで同じだし、HONDAは初代フィット以来絶妙なCVTは無いしね、何で日本のメーカーって縛りの制限からこそ生まれる発想に乏しいのかな?結局はギリギリの枠に収めるサラリーマン方式と言うか?ボディー剛性1つにしても振り分けが下手だから何処かに大きな穴が空くのだろうね
    輸入車のように一度は静さを犠牲にしてでも足まわりに剛性を分配すれば良い車ができると思うのだが?w

  3. Bセグのフィットがファミリーを取り込むのにそちらに少しふりすぎたかなと思う。
    ヤリスは、極端にパーソナルにふっている。欧州に強いマツダもBセグはパーソナルに振っている。
    この差は、まともなCセグファミリーカーをラインナップに持っているかどうかだと思う。
    戦略が当たったかどうかは、販売台数が示すだろう。

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