「パジェロスポーツ」や「エクスパンダークロス」まで! 三菱イチオシのSUVとは
SUVブームのなか、三菱は国内外においてさまざまなSUVや四駆を揃えています。三菱のSUVラインナップにはどのようなモデルがあるのでしょうか。
SUVやSUV風に力を入れる三菱
現在、世界的なSUVブームが続いており、自動車メーカー各社はさまざまなモデルをラインナップしています。
国産メーカーでSUVのラインナップがもっとも多いのはトヨタですが、SUVまたはSUV風のモデルに力を入れているのが三菱です。
現在三菱は、SUVモデルの「アウトランダー」「アウトランダーPHEV」「RVR」を販売しています。
ミドルサイズSUVのアウトランダーは、現行モデルは2012年に登場した2代目で、2013年にPHEVモデルが追加されました。
パワートレインは、アウトランダーが2リッターガソリン(2WD)と2.4リッターガソリン(4WD)で、アウトランダーPHEVが2.4リッターにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせ、駆動方式は全車4WDとなります。
乗車人数は、アウトランダーが7人乗り、アウトランダーPHEVは5人乗りです。
アウトランダーPHEVは、モーター駆動ならではの滑らかでパワフルな加速や高い静粛性を実現するとともに、ツインモーター4WDによる車両運動統合制御システム「S-AWC」を搭載し、意のままの操縦性と卓越した安定性を可能としました。
一方のRVRは、現行モデルは2010年に登場した3代目で、2019年におこなわれた一部改良において外観デザインを変更。三菱車に共通するフロントマスクの「ダイナミックシールド」がより強調されたデザインとなりました。
搭載されるエンジンは1.8リッターガソリンで、駆動方式は2WDと4WDを用意。取り回しがしやすいコンパクトボディに、路面状況に合わせて最適な操縦安定性と走破性を実現する電子制御4WD機能を備えたコンパクトSUVです。
約90か国で展開されるグローバルモデルで、北米では「アウトランダースポーツ」、欧州や中国などでは「ASX」として販売されています。
このほかのSUVとして、RVRとアウトランダーの中間に位置する「エクリプスクロス」がありますが、2020年10月6日現在はホームページから姿を消しています。
元々、エクリプスクロスには1.5リッターターボと2.2リッターディーゼルをラインナップしていましたが、デザインを刷新した新規モデルとなるPHEV車が2020年度中に発売される予定となっています。
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SUVというカテゴリではないものの、SUVとミニバンを融合したモデルとして「デリカD:5」があります。
卓越した悪路走破性と多人数乗車や荷物の積載性に優れたミニバンの魅力を兼ね備えたデリカD:5は、いまでは三菱の販売を支える主力モデルになりました。
また、軽自動車においても、ハイトワゴンの「eKクロス」とスーパーハイトワゴンの「eKクロススペース」といった、SUVの風モデルを用意。
三菱の国内ラインナップは少数精鋭であるものの、SUVやSUV風のモデルを数多く揃えていることが特徴になっています。
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