ひと足先にレクサス新型「IS」が登場!? デザイン&走りが大幅に進化で10月発売

レクサスの北米法人は、FRスポーツセダン「IS」の2021年モデルを発表しました。新型ISはどのように進化するのでしょうか。

ワイド&ローでアグレッシブなデザインに!

 日本で2020年秋にマイナーチェンジする予定のレクサス「IS」ですが、ひと足先に北米で2021年モデルが発表されました。

レクサス新型「IS Fスポーツ」(北米仕様)
レクサス新型「IS Fスポーツ」(北米仕様)

 IS 2021年モデルは、アグレッシブなデザインに進化しました。従来型に比べ、より低く、よりワイドなプロポーションを感じさせます。

 新デザインのスピンドルグリルは、グリルの最前面を起点とした立体的な構造とし、存在感を強調。

 スポーティグレードの「Fスポーツ」では、スピンドルをモチーフにしたブロックフォルムとメッシュパターンを組み合わせ、スポーティな印象に仕立てました。

 さらにFスポーツでは、「RC F」をイメージしたグリル下部のエアインテークを採用。ブレーキの冷却をサポートします。

 IS 2021年モデルでは、小型・軽量ランプユニットの真上を横軸に走るシャープなL字型のデイタイムランニングランプを配した新形状のヘッドランプを採用するとともに、トリプルビームLEDヘッドライトのデザインを変更することで、スポーティな印象を与えています。

 ボディ後方に向かうにつれて、リアフェンダーのラインが伸びたローダウン化されたリアデッキに溶け込み、ワイドなヒップを強調するロースタンスを実現。

 さらに、リアに広がるL字型のブレードスタイルのライトバーは印象的なリアデザインを演出しています。

 インテリアには、運転席10ウェイパワーシートと助手席8ウェイパワーシートを装備した標準のNuLuxeトリムシートやタッチ操作で操作できるデュアルゾーン自動空調システム、パワームーンルーフ、プッシュボタンスタート機能を備えたSmart Accessを採用しています。

 Fスポーツの各ドアには、エンボス加工を施した交差線のグラフィックパターンとし、レクサスの新しい加飾表現と匠の技を表現したトリムを新たに採用しました。

 また、ピアノブラックのアクセントを表皮に配することで、重厚感とスポーティさを兼ね備えた室内空間を演出しています。

 インパネ中央の10.3インチタッチスクリーンは、ナビゲーションまたはナビゲーション付きマークレビンソンを搭載した車両で利用可能でApple CarPlayやAndroid Auto、Amazon Alexaに対応しています。

※ ※ ※

 IS 2021年モデルではFスポーツのラインナップが再編され、「IS 350」のみに設定されることになりました。

 Fスポーツは、空力性能を向上させた独自のフロントバンパーやリアバンパー、グリルサラウンド、リアリップスポイラー、ロッカーモールなど、視覚的にも性能的にも一線を画すアイテムを多数採用しています。

 また、Fスポーツ 19インチホイールや独自のセンターキャップ、太いリアタイヤ(265/35R19)を装着。サウンドジェネレーター付クールエアインテークやFスポーツエキゾースト&ディフューザーを装備しました。

 室内では、Fスポーツ専用のアクセルペダルやブレーキペダル、フットレストに加え、本革巻ステアリングホイール(センターオーナメント付)、本革巻シフトノブ、Fスポーツコンビネーションメーターが装備されました。

 ドア開口部の下側にステンレス製のスカッフプレートを採用。スタイリッシュなFスポーツ専用フロントシート表皮には新色「サーキットレッド」が取り入れられ、鮮やかな室内を演出しています。

 アクティブサウンドコントロールは、V型6気筒エンジンの爽快なパフォーマンスノートをさらに高め、不快な音を低減するために改良されています。

 Fスポーツモデルには、AVS(アダプティブバリアブルサスペンション)を含むDHP(ダイナミックハンドリングパッケージ)を追加することで、さらに性能を向上させることができます。

 2021年モデルでは、AVSシステムの減衰力を最適化し、パフォーマンスが向上。さらに、DHPには、マットブラック仕上げの軽量化された19インチ鍛造合金製BBSホイールも含まれています。

 見た目の印象だけでなく、標準の19インチFスポーツと比較して、1本あたり約4ポンドの軽量化を実現しました。

 DHPを搭載したFスポーツ(FRモデル)には、コーナリング時やコーナー進入時のトラクションを向上。さらに、ハンドリング性能を向上させるトルセンリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)を採用し、直進安定性も高まりました。

 さらに、DHPを搭載したFスポーツには、エンジンとトランスミッションのマッピングを進化させたドライブセレクトモード「Sport S」と「Sport S+」を設定。Sport S+では、EPSのステアリングアシスト量や減衰力を調整し、パワートレインのセッティングに合わせてよりスポーティなハンドリングを実現しました。

【画像】スピンドルグリルが巨大化!? 大胆に進化した新型ISをチェック(23枚)

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1件のコメント

  1. メルセデスのCクラス同様にでかくなりすぎた。
    アルテッツァ時代にジータと言うハッチバックに近い形状のグレードに2JZを載せた時期がISの全盛期だろうね。
    メルセデスもEクラスのほうがベースは同じでも格段に乗りやすい。
    セルシオも不人気だった二代目前期が一番良かったし曲がるし止まるし、明らかにTOYOTAは退化の途上期である。

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