スバルSUVは少数精鋭!? 全長5mのド迫力モデルも コダワリのAWD活かしたSUVラインナップとは

スバルが展開するSUVラインナップを見ると、最小サイズの「XV」をはじめ、世界各国で販売されるさまざまな車種があるとわかりますが、なかには北米専売車種も存在するといいます。スバルのSUVラインナップは、どのようになっているのでしょうか。

北米専売のSUVが存在!? スバルのSUVラインナップとは

 水平対向エンジンと、左右対称の4WD技術「シンメトリカルAWD」という独自技術を持つスバルは、その強みを活かした車種を、世界各国で販売しています。

 そのなかには、近年世界的に人気の高まるSUVも含まれ、世界のさまざまな市場にあわせて大小さまざまなモデルを展開。海外専売車種としては全長5m級の車種も存在するというのですが、いったいどんなSUVがあるのでしょうか。

スバル「アセント」
スバル「アセント」

 スバルが展開するSUVラインナップのなかで、海外専売でかつ全長5m級の巨大ボディを持つ車種が「アセント」です。

 北米市場で販売され、ボディサイズは全長4998mm×全幅1930mm×全高1819mm、ホイールベースは2890mm、最低地上高は220mmです。スバルのほかのSUVにはない3列シートを備えるSUVとなります。

 乗車定員は、2列目シートがキャプテンシートの7人乗り仕様と、2列目シートがベンチシートの8人乗り仕様のふたつが存在します。

 搭載されるエンジンは、2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンです。

 全車がAWDを採用しているほか、エンジン、トランスミッション、ブレーキなどを統合制御して滑りやすい路面で悪路走破性をより高める「X-MODE(エックスモード)」も標準装備です。

 日本には正規輸入はされていないものの、並行輸入業者によって日本に上陸していることから、まったく購入が不可能という訳ではありません。

※ ※ ※

 一方、スバルで最小となるSUVは「XV」です。「インプレッサ」をベースに、車高および最低地上高を上げたほか、樹脂パーツでSUVらしさを演出。

 一般ユーザー向けにはインプレッサスポーツと異なる独立した車種として紹介されているものの、スバルの企業情報サイト上では「インプレッサスポーツ」、「インプレッサG4」とともにインプレッサシリーズの一員として紹介されており、アニュアルレポート(株主・投資家向け年次報告書)に記載される販売台数もインプレッサシリーズとして記載されています。

 XVは日本市場のみならず、北米市場(北米名:クロストレック)、欧州市場、中国市場などグローバルで販売されており、ボディサイズ(各種諸元は日本仕様、以下同様)は全長4485mm×全幅1800mm×全高1550mm。

 搭載されるパワートレインは2リッター水平対向4気筒直噴エンジンにモーターが組み合わされる「e-BOXER」と、1.6リッター水平対向4気筒エンジンの2種類で、全車AWD仕様となります。

 X-MODEはエントリーモデル以外のグレードで標準装備。悪路走破性を強化することで、単なるインプレッサのSUV風モデルという立ち位置ではなく、スバルSUVラインナップの一員として差別化されています。

 また、XVより車格が上のSUVとして「アウトバック」もありますが、こちらは「レガシィ」をベースとしたSUVとなります。ボディサイズは全長4820mm×全幅1840mm×全高1605-1660mmと、XVと比べてゆとりのあるボディサイズです。

 XVと同じく、こちらも世界のさまざまな市場で販売されています。

 国内仕様のアウトバックのパワートレインは、2.5リッター水平対向4気筒エンジンを搭載していますが、ひと足先にフルモデルチェンジした北米では、2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載。

 新型アウトバックが国内へ投入されることが期待されています。

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