日産新型「フェアレディZ」世界初公開! 新型モデルはどう進化? Z34と比較

最先端のコクピットを実現した内装へ進化

 エクステリアは歴代モデルをオマージしたレトロモダン風の新型フェアレディZですが、インテリアはどうなるのでしょうか。

新型フェアレディZの内装
新型フェアレディZの内装

 2008年に登場した現行モデルは、12年目を迎えるロングセラーモデルです。そのため、内装の古臭さは否めないところがありましたが、新型モデルはプロのレーシングドライバーと理想的な室内空間の在り方を検討した結果、最先端のコクピットに進化します。

 もっとも特徴的なのは、12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイです。エンジン回転計の針が真上を示すと同時に、シフトアップインジケーターが点滅してドライバーにシフトアップを知らせてスポーツドライビングをアシストします。

 なお、現行モデルのインパネ上部に設置された3連サブメーターは、新型モデルでも引き続き採用されています。

 センターのディスプレイも大型化されるとともに、操作パネルを内蔵。エアコン吹き出しは縦型から横型に変更され、スタイリッシュなインテリアに変更されました。

 新たにデザインされたステアリングは、スポーツカーであることを表現するディープコーン形状とし、操作性のよいグリップ形状や視認性良くまとまったスイッチ類によって性能を最大限引き出すポテンシャルを兼ね備えています。

 また、ボディカラーに合わせた黄色いステッチがインパネなどに施され、シート中央部にはグラデーション加工された黄色いストライプ模様をデザイン。スポーティなインテリアを演出しました。

 エンジンについては、現行モデルは336馬力を発揮する3.7リッターV型6気筒自然吸気エンジンを搭載していますが、新型モデルの排気量は明らかになっていないものの、V型6気筒ツインターボエンジンを搭載すると発表されました。

 Zはどの世代においても時代をリードするパワフルなエンジンを搭載してきたように、新型モデルの発売に向け、Zに求められる性能と扱いやすさを追求した開発が進められているようです。

 トランスミッションは、現行モデルは6速MTと7速AT(MTモード付)を設定。現時点では新型モデルに6速MTが設定されることが明らかになっていますが、AT車も用意されるものと思われます。

 また、新型モデルではシフトノブの形状も変更されます。現行モデルでは本革巻ですが、本革とピアノブラックのような素材を組み合わせた小ぶりなデザインとしました。

 また、サイドブレーキは昨今主流の電動式ではなく手動式が採用されていますが、運転支援システムの有無についても気になるところです。

※ ※ ※

 今回の新型フェアレディZ プロトタイプ初公開では、内外装のデザインが明らかになりましたが、エンジンスペックや発売時期などは未発表です。

 歴代モデルの伝統と、現代のモデルとしての先進性が融合した新型フェアレディZへの期待が高まります。

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Writer: くるまのニュース編集部

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