登場8か月で生産終了!? ホンダ「シビックセダン」駆込み需要増? 今後のシビックどうなる?

なぜシビックセダンは生産終了?

 シビックは、アメリカではセダンとハッチバックだけでなく、クーペが販売されており、現行シビックはアメリカで発表されてから5年が経過しています。

 また、グレイスは、タイで「シティ」として販売されていますが、2019年11月に同国で新型モデルが登場。新型グレイスとして日本への導入が期待されていましたが、2020年夏時点では日本での販売はおこなわない予定だといいます。

 シビックセダンとグレイスの生産終了について、ホンダ広報部は「シビックセダンとグレイスというセダンが2台ほぼ同時に消えるのはホンダとしても残念ですが、選択と集中という流れのなかでの計画的な生産終了となります」とコメント。

シビックセダンとほぼ同時に生産終了となった「グレイス」
シビックセダンとほぼ同時に生産終了となった「グレイス」

 ホンダは前述のように、生産終了となったシビックセダンとグレイスを含め、ほかにも大中小のセダンモデルを揃えてラインナップの拡充を図ってきました。

 しかし昨今は、軽自動車やSUV、ミニバンの人気が続いており、セダンは年々数を減らしています。それらの影響もあり、ラインナップの整理としてコンパクトなふたつのセダンが廃止されることになったようです。

 実際に、販売現場からはセダン市場が縮小するなかで、「セダンはこんなに必要ない」という声も出ていたといいます。

 一方で、スポーティモデルのシビックタイプRの注目度は世界中で高まっており、2020年のマイナーチェンジでは、軽さと速さをさらに研ぎ澄ました限定車「リミテッドエディション」の発売を予定しています。

 このリミテッドエディションは、日本をはじめ、欧州、北米、オーストラリアなど全世界で約1000台、日本では200台限定です。

 2020年5月28日には、各国に先立ちカナダで限定100台の予約が開始されましたが、ホンダのカナダ法人は「予約開始から4分で完売」とアナウンスするほど、大きな注目を集めているのです。

 日本市場においてシビックセダンは生産終了となりましたが、シビックブランドの人気はまだまだ健在だといえます。

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