車の「フロアマット」 定番装備にも関わらずなぜ標準装備にならないのか
クルマに乗れば、足元にはフロアマットが敷かれています。じつはフロアマットは標準装備ではなく、オプションで購入することがほとんどです。多くの人が使っているフロアマットはなぜ標準装備ではないのでしょうか。
新車時に当たり前に装着するフロアマットは、なぜ標準採用されないことが多いのか?
新車を購入する際に、ほとんどのドライバーが「フロアマット」を装着します。しかし、じつはフロアマットは多くの場合標準では装備されていません。なぜ、標準装備が進んでいないのでしょうか。
「フロアマット」は、名前のとおり、車内の床(フロア)に敷くマットです。敷くことで、直接車内のフロアが汚れることを防ぐことができます。
一般的なフロアマットはカーペット状になっており、靴底についた汚れや砂などが車内で舞わないように毛足のなかに抑える効果を持っています。
また、車種によってはカーペットの毛足が長い高級タイプなども用意されており、装着することでインテリアの上質感を高めてくれます。
そのほか、ラバー製のトレイタイプもラインナップされていることもあります。このタイプは、降雪時に靴についた雪が解けた際の泥や水や、海浜などで靴についた海水や砂などがマットについた場合でも、毛足に絡むことなく、カンタンに水洗いできるといったメリットがあります。
フロアマットを使わなくても運転には支障はありません。しかし、フロアマットがあることで、日々の手入れが格段に楽なるため、ほとんどの人がフロアマットを購入しています。
多くの人がフロアマットを必需品と考えていますが、標準装備となっていない理由をディーラーに聞いたところ「お客様のライフスタイルによって、好みのフロアマットを選べるようにするために標準装備にはなっていません」とのことでした。
フロアマットもインテリアの一部と思えば、無駄なく自分の好みで選べるほうがドライバーにとってはメリットがあります。
ちなみに、同様な機能を持ったもので、ラゲッジスペース用のラゲッジマットが用意されている車種もあります。
こちらは、フロアマットほど購入する人の比率は多くはないですが、アウトドアでラゲッジスペースに汚れ物を積載するユーザーに人気があります。
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