車の「フロアマット」 定番装備にも関わらずなぜ標準装備にならないのか
なかにはフロアマットが標準装備されているモデルも
標準装備ではないケースが多いフロアマットですが、なかには標準装備となっている車種もあります。
ジャガーのラグジュアリーセダン「XF」は、「プレミアムフロアマット」が標準装備となっています。また、標準装備のタイプ以外にも純正アクセサリーとしてラバーフロアマットが用意されているので、好みで追加購入して変更もできます。
また、プジョー「5008」の場合、1.6リッターガソリンエンジンのエントリーモデル「Allure」にはフロアマットの設定がありませんが、それ以外の上級モデルにはフロアマットが標準装備されています。なお、純正アクセサリーとして、ニードルパンチのタイプに加え、ラバーのタイプも用意されています。
輸入車の場合、フロアマットのバリエーション展開が少なく、フロアマットはクルマの必需品と考え、一部の車種では標準装備としているのではないかと考えられます。
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アフター市場でのフロアマットは、以前は定型の汎用タイプがほとんどでした。そのため、車種ごとにフロア形状にピッタリ合う形でデザインされている純正アクセサリーのフロアマットと比べ、フィット感はいまいちでした。
純正アクセサリーは、フロアマットがアクセルやブレーキ操作の妨げにならないよう、車両に固定できるような穴などがついており、より安心して装着できるようになっています。
しかし、アフター市場のフロアマットも、車種ごとの型紙を用意し、フロア形状にピッタリ合い、車両にも固定できる構造を採用したオーダーメイドに近いタイプも登場しています。
アフター市場のフロアマットは、自分好みの柄や素材をセレクトすることもできるようになっている点も魅力的です。
フロアマットは見た目だけではなく安全性も重要なので、アフター市場のフロアマットを選ぶ場合は、フロアにフィットし、純正と同じようにしっかり固定できるものを選ぶことをおススメします。
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