夏の終わりは要注意!? クルマのトラブルは突然やってくる!
多発する「キー閉じ込み」にはどう対処すれば?
秋シーズンに多発するクルマのトラブルでは、「キー閉じ込み」があります。キー閉じ込みとは、車内に鍵を置いたまま、自分が外に出ている状態ですべてのドアをロックしてしまう状態を指します。
ひと昔前のクルマは、各ドアの車内からロックをかけ、最後に運転席のドアハンドルを引いた状態でドアを閉めるとロックされる仕組みでした。
そのため、キーを車内に残したままにするとドアロックが解除できなくなり、キー閉じ込みの現象が起こりやすくなっていました。
現在は、スマートキーやインテリジェンスキーの普及により、以前と比べて人為的なミスによるキー閉じ込みは減りましたが、誤作動や故障による原因によりキー閉じ込みが起こる場合もあげられます。
例えば、電子キーでリアゲートなどを開けて荷物を出し入れしている際、車内にキーを置いたまま閉めてしまうケースなどが考えられます。ドアを解錠せずにトランクのみを開閉していた場合、キーを閉じ込めてしまいます。
また、独立行政法人国民生活センターには、助手席に電子キーを入れたカバンを置いたまま、車外に出てドアを閉めたところ、誤作動でロックがかかって車内に子どもが閉じ込められてしまったというトラブルも報告されています。
これらのトラブルの原因には、人為的ミスのほかにも、電子キーの電池が切れた際の誤作動によるものも挙げられています。カギを肌身離さず持ち運ぶことはもちろん、電池残量にも注意するようにしましょう。
もしカギを車内に閉じ込めてしまった場合、自力での対処が難しいときは、第三者の力を借りて解錠してもらう必要があります。
キー閉じ込みは素人による対処が難しいこともあり、専門家に頼るのが懸命な判断です。
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