日産「GT-R 2021年モデル」登場! NISMOはパフォーマンスが向上 ブルーの新色追加も
日産の北米法人は、「GT-R」の2021年モデルを発表しました。2007年の登場からすでに13年が経過したロングセラーモデルであるGT-Rの最新バージョンは、どのようなモデルなのでしょうか。
プレミアムとNISMOの2つのバージョンをラインナップ
日産の北米法人は、「GT-R」の2021年モデルを発表しました。2007年の登場からすでに13年が経過したロングセラーモデルであるGT-Rの最新バージョンは、どのようなモデルなのでしょうか。
GT-R プレミアム 2021年モデルは、565馬力を発揮する3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR38DETT)を搭載し、6速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされています。
駆動方式は全輪駆動システム「ATTESA E-TS」、プラットフォームはGT-R専用の独立型トランスアクスルを採用した「プレミアムミッドシッププラットフォーム」を全車に搭載しています。
GT-R プレミアム 2021年モデルの内装は本革仕上げとするとともに、フロントシートの快適性とホールド性が向上しました。
さらに、NissanConnectやSiriusXMによるNissanConnectサービス(SiriusXMの加入が必要)、ナビゲーションシステム、Apple CarPlayなどにも対応しています。
ボディカラーは、2020年モデルの限定モデル「50th アニバーサリーエディション」に設定されていた「ベイサイドブルー」が新たに追加されました。
GT-R NISMO 2021年モデルは、前後バンパーやフロントフェンダー、ボンネット、ルーフ、サイドシルカバー、トランク、リアスポイラーなど、随所にカーボンファイバーパーツを採用し、GT-Rプレミアムモデルとは一線を画すオーラを放っています。
エンジンは3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジンですが、600馬力を発揮。2021年モデルでは、GT-R GT3レースカーのターボチャージャーをベースにタービン形状を変更し、ブレード枚数を減らしたNISMO独自のデザインを採用しました。
さらに、サスペンションチューニングによりコーナリング時の安定性に磨きをかけ、ヨーレートレスポンスが向上。
よりスムーズな乗り心地を実現するとともに、ステアリングはこれまで以上に優れた直線性と精度を備えています。
また、ブレンボ製カーボンセラミックローター(フロント:16.1インチ/リア:15.3インチ)とブレンボ製キャリパーの組み合わせにより、反応時間や耐久性、停止性能が大幅に向上しました。
室内は、GT-R NISMO専用の赤いスエードの組み込まれた本革製レカロシートを採用。
人間工学に基づいて造形されたシートは、肩甲骨と下半身のホールド性を重視して設計されており、ドライバーはクルマと身体が一体となった感覚を得ることができます。
また、アルカンターラを採用したステアリングホイールやレッドアクセントを加えた本革巻きのシフトノブ、NISMOのアイコンであるレッドのタコメーターが装備されました。
北米での価格は、GT-R プレミアムが11万3540ドル(約1203万円)、GT-R NISMOが21万740ドル(約2233万円)です。
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