車内換気で窓開け機会増加も「パワーウインドウ」操作に注意! 大根切れる威力で重大事故も
パワーウインドウ事故を防止するポイントとは?
パワーウインドウによる事故を防ぐために、ドライバーにはどのような対策ができるのでしょうか。
誤操作によってパワーウインドウに挟まれることが危惧されるのは、操作を理解していない小さい子どもです。
各席にあるパワーウインドウのスイッチが何を意味しているのかが分からず、誤って押し続けてしまうことで、悲惨な事故を招くことが予想されます。
内閣府大臣官房政府広報室が運営する政府広報オンラインでは、パワーウインドウによる子どもの事故防止が呼びかけられていますが、防止するポイントとして、チャイルドシートを使うこと、パワーウインドウのロック機能を使うこと、パワーウインドウの操作前に声をかけること、そしてクルマから離れるときに子どもだけを車内に残さないことを挙げています。
チャイルドシートを使用すれば、事故につながるスイッチに子どもの手が届くことはなく、親が運転に集中していても子どもがいたずらすることを防ぐことができます。
またパワーウインドウのロック機能について、国産ディーラーのスタッフに話を聞いたところ、「なかにはロック機能の存在を知らず、使っていない人もいます。パワーウインドウの子どもの事故を防ぐために、活用していただきたいと思います」と話します。
パワーウインドウの操作前に声掛けをおこなうことも、事故防止に繋がります。子どもを車内に置き去りにする行為は、パワーウインドウ誤操作以外のトラブルが起きる可能性があるという観点からも、絶対にしてはいけません。
車内の換気への意識が高まっているからこそ、いま一度パワーウインドウの操作について注意する必要があるといえそうです。
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