車内換気で窓開け機会増加も「パワーウインドウ」操作に注意! 大根切れる威力で重大事故も

最近のほとんどのクルマには、「パワーウインドウ」が装備されていますが、大根やゴボウを切れるほどの威力を持ち、子どもが挟まれて心肺停止になるなどの事故も起きています。いったいどのように事故を防止するのがよいのでしょうか。

意外に強力? パワーウインドウ誤操作の恐怖とは

 新型コロナ禍における車内換気を目的として、窓を開けて走行する電車やバスをみかけます。そしてクルマに複数人が乗車する場合においても、窓を開けて走ることが重要とされています。

 クルマの窓を開ける機会が増加すれば、パワーウインドウのスイッチに触れる機会も必然的に増加しますが、パワーウインドウの誤操作によって重大な事故が起きる事例も報告されてきました。事故を防ぐためにはどのようにするのが良いのでしょうか。

パワーウインドウによる事故を防ぐには?
パワーウインドウによる事故を防ぐには?

 パワーウインドウは、最近のクルマにはほぼ装着されている装備となりましたが、昔は窓の開閉は電動ではなく、それぞれのドアに付いている手回し式の「レギュレーターハンドル」を回すことで開け閉めをおこなっていました。

 パワーウインドウの力は多くの人が想像するよりも強力で、挟み込まれると重大な事故に繋がる可能性もあります。

 JAFが2017年におこなったテストでは、軽自動車/セダン/ミニバンで実験したところ、窓ガラスが閉まる力(スイッチを引き続けたとき)の計測値は最大で34.6kgfとなりました。

 また、あわせて大根やごぼうを挟むテストもおこないましたが、いずれも切断することができたということです。

 作動中のパワーウインドウを人の力で止める実験では、8歳の被験者は両手でも窓ガラスが閉まるのを止められない結果となったほか、30代女性も片手では止められませんでした。

 実験の結果、パワーウインドウは非常に強力ということが判明していますが、過去には実際に事故も起きています。2016年には軽自動車のなかにいた男児が、パワーウインドウの窓ガラスに首を挟まれ、心肺停止に陥る事例がありました。

 パワーウインドウの「挟み込み防止装置」は、全席の窓に装備されないこともあります。また、装置が作動しない可能性もあるので、十分な注意が必要です。

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