バブルではイケイケだった!? 80年代のイカすクルマ5選
約30年前の日本はバブル期ともいわれ、世の中の景気が良かった時代です。その時代に登場したクルマも同じように今と違った個性が光るモデルばかりでした。今回は、そのなかで多くのユーザーから「かっこいい」といわれたクルマを5台紹介します。
多くのユーザーが認めるデザインだったクルマ5選
クルマのデザインは、時代によって変化しています。約30年前の平成が始まったバブル期と現在では、かっこいいとされるデザインが大きく違います。
今回は、そのなかで多くのユーザーから「かっこいい」といわれたクルマを5台紹介します。
●トヨタ「ソアラ」
トヨタの初代「ソアラ」は1981年に発売。それまでも2ドアクーペは多く存在していましたが、ソアラは誰もが「かっこいい」と思える優れたデザインで高い評価を受けました。
当時のソアラは若者から憧れの的となったうえに、年配者にも支持された結果、後の「ハイソカーブーム」の先駆者となります。また、一部ユーザーからは「デートカー」としても人気を博します。
ボディサイズは基本的に5ナンバー枠に収まるサイズでしたが、2ドアながら全長が4655mmもあり、ロングノーズのバランスのよいデザインを実現。
1986年には2代目ソアラにバトンタッチしますが、デザインは初代ソアラを踏襲し、やや丸みをもたせた形になります。
この2代目も好景気だった背景もあり大ヒット。記録にも記憶にも残る1台として現在でも語り継がれています。
●日産「シルビア」
現在では、ドリフトなどの「走り屋御用達」というイメージがある日産「シルビア」。そのなかでも、1988年発売の5代目シルビアは、前述のソアラと同様に若い女性から支持され、ホンダ「プレリュード」とともにデートカーとしても名を残しています。
当時は「アートフォース」というキャッチコピーで宣伝されていましたが、文字通りシルビアのスタイルは斬新かつスタイリッシュでした。
内装も先代となる4代目シルビアまでの無骨なイメージから、丸みを帯びたソフトなイメージに一新。
それでいてパワフルなエンジンと新たに設計されたサスペンションによって、走りの性能も高い評価が得られ、走りを重視する層にも支持されます。
なお、3ナンバーサイズに大型化した6代目シルビアのデザインは不評となり、7代目シルビアでは5ナンバーサイズに戻されデザインも精悍になるという歴史を辿ったモデルです。
●ユーノス「ロードスター」
バブル絶頂期とされる1989年に、マツダが展開していたユーノスブランドから発売されたのが「ロードスター」です。
当時のオープンカーのほとんどは輸入車が多く、国産車では三菱「ジープ」やスズキ「ジムニー」など本格四駆といったモデルのみという状況でした。
そんななか、満を持して発売されたロードスターはオープン2シーターという非日常的なクルマでありながら、価格も安価で手軽に乗れるスポーツカーとして大ヒットを記録。
デザインは、クラシカルな英国製スポーツカーを意識しつつも、現代風にアレンジ。屋根を開けても閉じてもスタイリッシュさは変わりませんでした。
その後、ロードスターの成功を見て、欧州メーカーや国内メーカーも続々とオープン2シーターを発売するなど、国内外に多大な影響を与えたクルマとして、現在でも愛好家が多いことが特徴です。
そのため、マツダはロードスターのレストアサービスや部品の再販を開始するなど、その人気は衰えることを知りません。
この日産テラノ、マクドナルドのTVCMに木村拓哉が乗っていた。
気が付いた人がいたかな?
WD21型ね、標準車体
つまりはD21ダットラベース
ディーゼルはTD27 ガソリンはVG30ね