トヨタ新型「ハリアー」コロナ禍もどこ吹く風!? すでに納期は半年以上も 要因はどこに
トヨタ「ハリアー」は、2020年6月に4代目となる新型モデルが登場して約1か月が経ちますが、日本自動車販売協会連合会が発表する7月の販売台数ランキングでは全体で4位にランクインし、その売れ行きは好調のようです。
既存ユーザーからの人気は絶大
1997年に初代が登場したトヨタ「ハリアー」は高級感のある都市型SUVで、2020年6月に新型となる4代目が登場したばかりです。新型モデルが登場してから約1か月が経ちますが、その売れ行きはどうなっているのでしょうか。
日本自動車販売協会連合会が発表する販売台数ランキングでは、2020年上半期(1月から6月)で1万3770台の28位だったハリアーが、7月では上半期の3分の2以上となる9388台を売り上げ4位にランクイン。新型モデル登場後の売れ行きは好調なスタートを切っていることが分かります。
新型ハリアーについて、トヨタの販売店スタッフは次のように話します。
「人気の一番の理由はやはり見た目のカッコ良さです。スタイリッシュなデザインで、高級感のある『都市型SUV』というブランドイメージをしっかり確立できてることが大きいと思います」
やはり、ハリアーの人気はデザインにあるようです。新しくなった新型ハリアーでは、リアビューに最近のトレンドにもなっている横一文字のテールランプを採するなど、デザイン性の高さが人気に繋がっているようです。
ハリアーが支持される理由について、前出とは別のトヨタ販売店スタッフは次のように話します。
「ハリアーは安定して人気がある車種なので、何年か先に手放そうとなったときに、ある程度の値段で手放すことができるリセールバリューがあります。
そのため、自分に合うのか分からず乗ることに不安を感じている人でも、価格が高めのクルマにしては気楽に手を出しやすいクルマではないでしょうか。
また、新型モデルが発売されたばかりのこの時期は、事前予約や発売前に注文されたお客さまも含めて、もともとハリアーを購入しようと思って購入される人がほとんどです。
他車種からの乗り換えや新規の人ももちろんいますが、それよりも既存ユーザーが多いように感じます」
先代までの評価が高く、人気車種であることからリセールバリューが高いという点は、新規ユーザーが購入する後押しとなっているようです。
また、別の販売店スタッフによれば、先代から新型へ乗り換えるというユーザーは全体の2割から3割を占めていると話しており、ファンから人気は健在のようです。
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