ホンダ「N-BOX」のシートがオフィスチェアに変身!? アレルクリーンプラス生地を使ったチェアを発売
ホンダの軽自動車「N-BOX」や「N-WGN」のシートに使用されている「アレルクリーンプラス」生地を使った合計5種類のオフィスチェアやミーティングチェアが、2020年7月30日に株式会社内田洋行より発売されました。
ホンダが独自開発した抗ウイルス・抗アレルゲンの機能を持つ生地
株式会社内田洋行は2020年7月30日、ホンダの軽自動車「N-BOX」や「N-WGN」のシートに使用されている「アレルクリーンプラス」生地を使った、オフィスチェアやミーティングチェア、合計5種類を発売しました。
アレルクリーンプラスはホンダが独自開発した抗ウイルス・抗アレルゲンの機能を持つ生地で、自動車向けの生地ならではの耐摩耗性や燃えにくさ、色褪せのしにくさを兼ね備えた素材です。
品質とデザインを両立したクルマのシート素材をオフィス家具へ採用することは極めて稀ですが、同製品の販売により、働き方においてもニューノーマルがますます求められるなかで、オフィスでの安心感を高め、心地よく働ける環境づくりに貢献する考えです。
アレルクリーンプラスの効果は以下の通りです。
・アレルゲン物質(ダニ・スギ花粉)低減
・インフルエンザA型ウイルス低減
今回、アレルクリーンプラスを採用したオフィスチェアを発売した内田洋行は、同素材の製品化について次のようにコメントしています。
「内田洋行では、2012年より働き方変革のコンセプト「アクティブ・コモンズ」を提唱しています。
これは、自らが業務に応じて最適な機能と場所を選択する考え方で、組織を越えてコミュニケーションを図ったり、自律的に集中したり、他者との情報共有をはかって業務スピードを上げるなど、オフィスワーカーが自在に働く場を選び、個の能力を高める考え方です。
そして2016年以降、自席ではなく、オープンスペースで多数の人が集いながら様々なデスク、チェアを共有する環境が増加しており、アクティブ・コモンズ推進に向け、オフィス製品に応用できる抗ウイルス機能や花粉症に効果的な新素材を探していました。
こうしたなかでホンダのアレルクリーンプラスと出会い、クルマのシート素材をオフィス家具に転用するための情報開示を両社でおこないました。
アレルクリーンプラスの機能性をオフィス家具の開発基準に活かすための試作や検査を繰り返し、このたび内田洋行のオフィスチェアやミーティングチェアラインナップのなかでも主力製品での採用・商品化が実現しました」
なお、ホンダのラインナップでのアレルクリーンプラスシート採用車種は以下の通りです。
・N-WGN L ターボ ホンダセンシング
・N-WGN カスタム L ターボ ホンダセンシング
・N-BOX G Lターボ ホンダセンシング
・G EX ホンダセンシング
・G EXターボ ホンダセンシング
・G スロープLターボ ホンダセンシング
・N-BOX カスタム G Lターボ ホンダセンシング
・G EX ホンダセンシング
・G EXターボ ホンダセンシング
アレルクリーンプラスシート採用オフィスチェア・ミーティングチェア5種の価格(消費税込)は、エルフィ6万9500円、クレネ5万7700円、FLPネスティングタイプ6万3000円、FM345 4万2000円、ブルーメ5万2200円です。
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