予算はいくら? 100万円から300万円台のオススメ国産MT車

MT車が欲しいけど…予算が限られている。そんなユーザーにオススメしたい100万円台、200万円台、300万円台の価格帯において、軽自動車、スポーツカー、SUVのMT車を紹介していきます。

オープンカーやSUVなど、さまざまな車種に設定されるMT仕様

 操る喜びを存分に楽しめるのがMT車の魅力です。近年では新車の9割がAT車になっているといわれていますが、それでも一部の車種には現在もMT車がラインナップされています。
 
 今回は、100万円台、200万円台、300万円台の価格帯において、軽自動車、スポーツカー、SUVといったジャンルオススメのMT車を紹介していきます。

ミドルサイズSUVでは珍しいMT車を設定しているマツダ「CX-5」
ミドルサイズSUVでは珍しいMT車を設定しているマツダ「CX-5」

 100万円台で購入できるMT車でオススメなのが、スズキ「ワゴンR」です。

 スズキを代表するトールワゴンタイプの軽自動車で、1993年に発売された初代モデルは、それまでの軽自動車に見られない高いルーフと低いフロアによって広大な室内空間を確保したクルマとして登場しました。

 それらのコンセプトは世代を重ねても引き継がれ、2009年には軽自動車で販売台数1位を記録するヒット車種となります。

 2012年にフルモデルチェンジした5代目からは「マイルドハイブリッド」が搭載されるなど、時代に合わせてアップデートを続けてきたクルマでもあります。

 現行モデルは、2017年にフルモデルチェンジした7代目です。もっともシンプルなグレードの「FA」、マイルドハイブリッドを搭載する「HYBRID FX」、最上級グレードの「HYBRID FZ」がラインナップされています。

 MT車は「FA」のみの5速MTを設定。エンジンの回転数を確認するタコメーターも無いなど、装備も必要最低限にまとめられており、109万8900円(消費税込み)です。

 100万円台で購入できる新車のMTとして魅力的なワゴンRですが、スズキ販売店スタッフによれば「ワゴンRを購入するお客さまは、軽トラックなどを持っている高齢者が少なくない」と話していることから、高齢者のMT需要を支え無くてはならない存在という側面が強いようです。

 次に紹介するのは、200万円台で購入できるスポーツカーのなかで、特殊な存在のトヨタ/ダイハツで販売される「コペン GR SPORT」です。

 コペン GR SPORTは、ダイハツが展開するコペンをベースにトヨタのモータースポーツブランドであるTOYOTA GAZOO Racingの「GR」のノウハウが詰め込まれた派生モデルとなります。

 トヨタとダイハツという異なるメーカーで同一モデルが扱われるという珍しい販売形態となりますが、トヨタではコペン GR SPORTのみを取り扱う一方、ダイハツでは「COPEN Robe/COPEN XPLAY/COPEN Cero/COPEN GR SPORT」というグレードのひとつとして展開されます。

 コペン GR SPORTのベースとなったコペンは、2002年にダイハツから軽自動車規格のオープンカーとして発売されました。軽自動車の枠内のサイズおよび排気量でありながら、高級オープンカーのような電動開閉式機構と金属製ルーフを備えることなどによって人気を集めました。

 2014年には2代目へとフルモデルチェンジし、初代コペンで好評だった電動開閉機構や金属製ルーフに加えて、シートヒーターが標準装備化されるなど、より快適なオープンドライブが楽しめる仕様となっています。

 COPEN GR SPORTのエクステリアでは専用のフロントとリアバンパーや鍛造16インチアルミホイールが装備され、インテリアでもGRエンブレムが入ったMOMO製ステアリングや専用チューニングが施された電動パワーステアリングが採用されるなど、よりスポーティな雰囲気を楽しむことができるのが特徴です。さらにMT車には「フロントスーパーLSD」が標準装備されるのも魅力の1台です。

 コペン GR SPORTGRコペンの価格は5速MTが243万5000円となっています。

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