日本最長の私道ではたらく超巨大マシンがトミカ化! 全長は34mから19cmに
「日本一長い私道」を走る超大型車両「ダブルストレーラー」がトミカになりました。全長約34mの実車の迫力を、19cmに凝縮しています。
全長30km超の私道を走る謎の巨大マシンとは?
山口県宇部市には、全長約32kmを誇る「日本一長い私道」が存在します。その私道では、一般の人の目に触れることが少ない全長30mを超える超大型車両「ダブルストレーラー」が走行しているのですが、今回ダブルストレーラーがダイキャスト製ミニカーで知られる「トミカ」になりました。

ダブルストレーラーは、宇部興産株式会社のセメント工場で活躍している大型車両で、セメント原材料である石灰石や中間材料のクリンカーを輸送しています。
日本一長い私道として知られる全長31.94kmの「宇部興産専用道路」を通って、山口県内陸部の美祢市の工場と瀬戸内海沿岸の宇部市の工場を1日に10往復しており、1台のトラクターがトレーラー2台をけん引する3両編成となっています。
全高約3.6m、全長約34mの車両1編成で一度に最大88トンもの石灰石やクリンカーなどの輸送が可能です。
日本では法令により公道を走行することができる車両の大きさなどが厳しく制限されているため、ダブルストレーラーは公道を走行することができませんが、宇部興産専用道路は一般の工場構内道路などと同じ私道であるため走行することができます。
今回のトミカ化にあたっては、ダブルストレーラーの塗装に使われている色見本に合わせて専用の車体色を再現したほか、トレーラー部分に入った大型のUBEロゴも実車に配置されたバランスに合わせて調整されました。
パッケージから取り出してトラクターと2両のトレーラーを連結すると全長は19cm。トミカとしては非常に大型のモデルとなり、全長約34mの実車の迫力をトミカに凝縮しています。
ダブルストレーラーのトミカは、2020年9月19日に発売されます。
Writer: くるまのニュース編集部
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