運転中に車に落雷!? 車内の乗員は大丈夫? 豪雨や雷に遭遇したときの対処法とは

雷が落ちる危険があるときはどう対処?

 いつ落雷してもおかしくない状況になった場合は、どう対処するのがいいのでしょうか。

「可能であれば、ひとまずクルマを安全な場所に停車させるのがいいと思います。突然の落雷に驚き、ハンドルやブレーキなどの操作ミスを未然に防ぐ対策です。

 どうしても車外に出る必要がある場合は、クルマより低い体勢で動いていただければと思います」(高木氏)

道路が冠水すると危険
道路が冠水すると危険

 また、これからの季節、雷だけでなく突然の集中豪雨(いわゆるゲリラ豪雨)に遭遇した場合は、どのように対処するべきなのでしょうか。

「豪雨のなかでの運転は、やはり事故のリスクが高くなるといわれています。路面が滑りやすくなるのはもちろん、視界の悪化にも注意が必要です。日中であっても、ゲリラ豪雨に遭遇すると、驚くほど前方が見えにくくなってしまいます」(高木氏)

 視界の悪化は、停車車両や歩行者、自転車の存在に気づくのが遅れがちになります。さらに歩行者や自転車の突発的な行動が増えるのも、雨天時の特徴のようです。

「ほかのクルマや歩行者、自転車の行動が予測しにくい状況になりますので、気持ちに余裕を持った運転が大切です。

 そのためにも必要なのは、普段よりも速度を落として運転することです。さらに周囲に自分のクルマの存在を認知させるためにも、ヘッドライトの点灯を心がけていただきたいです。

 また豪雨のなかで運転に自信が持てない場合は、こちらも安全な場所にクルマを駐車させ、雨が弱まるのを待つのも選択肢のひとつだと思います。悪天候のときほどマナー運転を心がけていただきたいと思います」(高木氏)

 雨水が集まりやすいアンダーパスや、洪水・土砂崩れなどが発生しやすい河川や斜面の近くを走行するのを避けることも、事故や被害から未然に防ぐ対処法になるといいます。

 避けては通れない場合でも意識しておくことで、迂回路なども考えられるようにしたいところです。

【画像】運転中に豪雨やカミナリ発生! どう対応するべきかチェック(12枚)

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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