全世代向け!? ホンダ「フィット」の心地よさは好評!? 直近の販売動向はどうなった?
ライフスタイルによるタイプわけ。でもユーザーは価格で選んでいる?
各タイプの価格を比較すると、基本形となる「ベーシック」のガソリンモデル(FF)が155万7600円に対し、上質さを備えた「リュクス」のガソリンモデル(FF)では197万7800円と約42万円も差があります。
そのため、購入や検討段階では価格でタイプを選ぶユーザーも少なくないようです。
一方、ホンダ販売店スタッフは、次にように説明します。
「決して価格だけですべてが決まるわけではありません。もっとも価格が低いのはベーシックですが、当店で1番売れているのはホームで、その次にクロスターと続いています。
ベーシックは装備を最低限にした基本形ですが、そこにLEDライトなどを追加していくとホームとほぼ同額になることや、シート素材も違うことからホームのほうがお得感があります。ベーシックは主に法人のお客さまからご注文をいただくタイプとなっています。
クロスターはほかのタイプと比べて3ナンバーサイズということや、SUVらしいエクステリアとってなっているため、若年層から年配層まで幅広いアクティブなお客さまに好評です。
最初は分かりづらいように思えますが、タイプごとに特徴が異なることから、今までより選びやすくなったという声は多く聞きます」
ベーシックは全長3995mm×全幅1695mm×全高1515mm-1565mmの5ナンバー車ですが、クロスターは全長4090mm×全幅1725mm×全高1545mm-1570mmと全体的に拡大され、3ナンバー車となっています。
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2020年2月にフルモデルチェンジし4代目となったフィットは、翌月3月には1万4845台を販売し、月間の販売目標台数である1万台を上回る好調な滑り出しを見せました。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発せられて以降も販売台数は伸び、2020年上半期(1月から6月)の販売台数は1位トヨタ「ライズ」の5万8492台、2位「カローラ」の5万7235台に次ぐ、5万29台を記録しています。
歴代フィットから継承されてきた広い室内空間や、クロスターなどのSUVタイプが加わったことにより、ライバルとの競争に負けない車種となりつつあるようです。
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