ターボが無くても十分!? 100万円以下で購入可能なNAスポーツカーは何がある?
近年、スポーツカーはターボ化が進んでいますが、NAエンジンを搭載したスポーツカーの気持ちのいい走りも、根強い人気があります。今回は、予算100万円で購入できる中古車のNAスポーツカーを紹介します。
一世を風靡したモデルがお手頃価格で買える!
クルマ好きなら一度はスポーツカーを所有したいと思う人も少なくありません。そこで、今回は100万円以下で購入可能なNAエンジンを搭載したスポーツカーを紹介します。
ホンダのロングセラーモデルとして名高い「シビック」ですが、1997年にホンダのスポーツモデルの代名詞である「タイプR」が追加されました。初代のパワートレインは、1.6リッター直列4気筒エンジンに5速MTを組み合わせていました。
大手中古車サイトによると、100万円以下で購入可能なタイプRは約20台で、平均価格は約92.9万円となっています。なかでも、 2代目シビックタイプRの流通量が多いようです。
2代目シビックタイプRは、2001年から2005年に販売されていたモデルで、イギリスで生産され、国内へは逆輸入するかたちで販売されました。
搭載されたパワートレインは、ホンダの技術が結集された2リッター直列4気筒エンジンで、最高出力215馬力を発揮する超高回転型のエンジンです。
これに、6速MTと専用にチューニングされたサスペンションを組み合わせることで、スポーティな走りが楽しめます。スパルタンな装備のベースグレードと、日常で快適に使える装備を充実させたCパッケージも用意されていました。
なお、中古市場で流通しているのは、走行距離10万kmオーバーの個体やカスタムされている車両が多いため、コンディションは慎重に見極める必要がありそうです。
同じくホンダからは、「タイプR」シリーズの第2弾としてシビックタイプRより前の1995年に登場された「インテグラタイプR」もあります。
中古市場の流通は全体で50台ほどとなり、100万円以下で購入可能なのは、2001年から2007年に販売された2代目モデルが中心となっています。
2代目インテグラタイプRに搭載されているパワートレインは、2リッター直列4気筒エンジンで、最高出力は220馬力を誇ります。
また、6速MTや専用チューニングされたサスペンションなど、スポーツ走行で重要な「走る・曲がる・止まる」のための装備が充実しています。
2004年にはマイナーチェンジがおこなわれ、ヘッドライトの形状が変更されたほか、サスペンションなどの見直しなどが施されています。
近年では、人気漫画「頭文字D」などの影響もあって、国内外で高い人気を誇るモデルとなっています。しかし、その人気の高さから、インターネット上では盗難被害の報告も多いため、購入する際は管理に一層の注意が必要です。
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マツダ「ロードスター」は1989年、当時マツダの販売チャンネルのひとつだった「ユーノス」の名が冠せられてデビューを果たします。その後、1998年に2代目、2005年に3代目、そして現行モデルの4代目は2015年に発売されています。
100万円以下で購入可能なのは、初代から3代目モデルが中心です。
初代と2代目に搭載されるパワートレインは、1.6リッター直列4気筒エンジンと1.8リッター直列4気筒の2種類で、1.6リッターエンジンは最高出力120馬力から125馬力、1.8リッターエンジンは最高出力130馬力から160馬力を発揮します。
3代目になると、最高出力を162馬力から170馬力までパワーアップさせた2リッター直列4気筒エンジンを採用。より力強い走りを実現し、ライトウェイトオープンスポーツカーとして、軽量の車体を操る楽しさが与えられたクルマとなりました。
市場での流通が多いため、走行距離は短いものから多いものまで幅広く、価格もバラバラです。しかし、カスタムやオプション追加の無い標準装備車であれば、走行距離5万km以下で50万円以下といった格安な個体も見受けられます。
走行距離を抑えたい、コンディションや装備にこだわりたいなど、ニーズに合わせて自由に幅広い選択が可能です。
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