やっぱり美しい! ダイナミックでエレガントな最新クーペ5選
国産メーカーにも美しいクーペがある!?
●インフィニティ「Q60」

2016年に米国デトロイトで開催された「2016年北米国際自動車ショー」で、インフィニティブランドから2ドアのミドルサイズスポーツクーペ「Q60」が世界初公開されました。
以前は日本でも日産「スカイラインクーペ」として販売されていたインフィニティ「Gクーペ」の後継にあたるモデルです。
外観は特徴的なボディサイドのラインと抑揚のある前後フェンダーの膨らみによって、豊かなプロポーションと張り詰めた筋肉を思わせるボディで、優雅でありながらもスポーツクーペらしく力強さを表現した、大胆なスタイリングとなっています。
ボディサイズは全長4685mm×全幅1850mm×全高1385mmと、現行のスカイライン(4ドアセダン)より短くワイドで、よりロー&ワイドさを強調。
パワートレインは基本的にスカイラインと共通で、トップグレードの「Q60レッドスポーツ」は「スカイライン 400R」と同じく最高出力405馬力を誇る3リッターV型6気筒ツインターボを搭載。
「Q60ラグジュアリー」には304馬力のV型6気筒エンジン、ほかにも211馬力を発揮する2リッター直列4気筒エンジンもラインナップしています。
●レクサス「LC」

2017年に登場したレクサス「LC」は、「SC」から継承されたフラッグシップクーペです。
ドライバーのライフスタイルを感じさせる佇まいのクーペを目指したというボディは、全長4770mm×全幅1920mm×全高1345mmの大柄なサイズを巧み使ってデザインされており、美しくエレガントなフォルムをまとっています。
低いボンネットフードからルーフラインへとつながるラインや、ドア部分が前後フェンダーより深く絞り込まれたダイナミックなプロポーションは「美しさと、走りの魅力の一致」を表現。
搭載されるエンジンは、最高出力477馬力の5リッターV型8気筒に加え、システム出力359馬力を誇る3.5リッターV型6気筒+モーターのハイブリッドをラインナップします。
5リッター車に搭載されるトランスミッションは、発進時を除くほぼ全域でロックアップを作動させる「Direct Shift-10AT(電子制御10速AT)」で、アクセル操作に即応するダイレクト感とスムーズな発進を両立しました。
また、ドライバーの意志に鋭い切れ味で応えながらも優雅に振る舞うハンドリングや、エレガントな外観にふさわしく、熟練した職人だけが成し得る繊細かつ緻密な技で仕上げたインテリアなど、LCの魅力は尽きません。
※ ※ ※
冒頭にあるように、国内では2ドアクーペが激減してしまいましたが、比較的小型なクーペは世界的にもレアなモデルです。
現在は、トヨタ「86」とスバル「BRZ」、北米ではホンダ「シビッククーペ」、欧州ではBMW「2シリーズ」などがありますが、多くのメーカーが小型クーペの生産から撤退してしまいました。
かつてクーペは若者が乗るクルマの代表的存在でしたが、時代の流れということで、減少も仕方のないことかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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