日産新型「ローグ」はアリ? タフギア感は復活か 歴代エクストレイルオーナーの反応

日産は、2020年6月15日には北米で新型「ローグ(日本名エクストレイル)」が世界初公開。これにより、次期型エクストレイルの姿が見えてきましたが、歴代オーナーの反応はどうだったのでしょうか。

次期型エクストレイル公開で歴代オーナーの反応はどうだった?

 近年は、世界中でSUVがブームとなり、各社から続々と新型モデルが登場していますが、日産「エクストレイル」はブームの火付け役ともいえ2000年の登場以降、SUV市場をけん引してきました。

 2020年6月15日には北米で新型「ローグ(日本名エクストレイル)」が公開され、次期型エクストレイルの姿が見えてきましたが、歴代オーナーの反応はどうだったのでしょうか。

現在日本で販売されている3代目「エクストレイル」と日産新型「ローグ」(北米仕様)
現在日本で販売されている3代目「エクストレイル」と日産新型「ローグ」(北米仕様)

 初代「エクストレイル」は、「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」をコンセプトにてオフロードを重視したSUVとして2000年11月に発売。

 撥水加工を施したシートや、取り外して洗えるラゲッジボードなど、濡れたものや汚れたものを気兼ねなく載せられるというタフな仕様が、アウトドアレジャーを楽しむ人から支持を得ました。

 2代目エクストレイルは2007年8月に登場。初代同様にスクエアを基調としたデザインを採用しており、アウトドアなどで使われる道具のようなテイストを継承していますが、内装では初代のセンターメーターや樹脂製フェンダーを廃止しています。

 2013年12月に登場した3代目となる現行型のエクストレイルは、ルノーと共同開発のプラットフォームを採用。外観では、初代や2代目のスクエアテイストから丸みを帯びたスタイルに大きく変更され、これまでのオフロード志向のデザインから都会派SUVへ路線を変更したほか、7人乗りの3列シート車が設定されました。

 初代モデルから採用されていた防水仕様のシートやラゲッジはそのまま継承しつつ、仕切りができる防水ラゲッジボードの採用や電動式リアテールゲートの採用など、使いやすさが向上しています。

 さらに、ハイブリッド仕様の追加や高速道路上でアクセル・ブレーキ・ステアリングを自動的に制御する「プロパイロット」など、主流になりつつあるハイブリッド車や運転支援システムが採用されるなど、先進性ある都会派SUVとしてSUV市場をけん引していくのです。

 エクストレイルについて、日産の販売店スタッフは次のように話します。

「初代、2代目のエクストレイルが登場頃には、SUVとして『ムラーノ』『デュアリス』『ジューク』『スカイラインクロスオーバー』と多くのラインナップがあったので、お客さまのニーズに合わせたモデルを提案できました。

 しかし、その後ジュークとエクストレイルの2台のみとなり、ジュークはホンダ『ヴェゼル』やトヨタ『C-HR』などの登場で販売低迷となり、エクストレイルがなんとか販売面を支えていましたが、他社から都会的でスタイリッシュなSUVが登場した以降は、SUVのトレンドが変化します。

 これにより3代目エクストレイルはアクティブでも使えるイメージを残しつつも、デザイン面ではスタイリッシュになりました。

 当時は、初代や2代目から乗り換えを検討されていたお客さまから『丸くなったエクストレイルは嫌だ』、『キャンプに行ける道具感が無くなった』などという声が寄せられたのを覚えております」

 このように、現在のSUV市場を切り開いた先駆者のエクストレイルは、時代の変化とともにデザインを変えつつも、アクティブなユーザーに好まれる装備などを継承しながら販売され続けてきたのです。

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