トヨタ「スープラ」に限定車「A91 エディション」登場! 北米初の2リッター直4モデル追加

北米初の4気筒ターボエンジン搭載車導入へ

 日本では2019年4月の登場時にすでにラインナップされていた2リッター直列4気筒ツインスクロールターボ搭載の「スープラ 2.0」が、北米においても設定されます。なお、4気筒ターボモデルが北米で販売されるのは初めてです。

 スープラ 2.0は、ツインスクロールターボやダイレクトフューエルインジェクション、吸排気カムシャフトの連続可変タイミングなど、スープラ 3.0と多くの技術を共有しています。

トヨタ「スープラ 2.0」(北米仕様)
トヨタ「スープラ 2.0」(北米仕様)

 その一方で、スープラ 2.0は、スープラ 3.0よりも小さいフロントブレーキローターや、シングルピストンキャリパー(4ピストン)を採用するほか、スープラ 3.0に装備されるアクティブデフとアダプティブサスペンションを非搭載とすることで、90kg以上の軽量化が図られました。

 スープラ 2.0の最高出力は255hp、0-60mph加速(0-100km/h加速)は5.0秒ですが、最高速度はスープラ3.0と同様に155mph(約250km/h)となります。

※ ※ ※

 スープラ3.0は大幅にエンジン出力が向上しましたが、価格の上昇はわずかです。3.0プレミアの価格は5万4490ドル(約582万円)と、2020年モデルより500ドル(約5万3000円)の値上がりにとどまっています。

 そのほかのグレードの価格は、スープラ 3.0が5万990ドル(約545万円)、A91エディションが5万5990ドル(約598万円)、スープラ 2.0が4万2990ドル(約459万円)です。

 2021年モデルの新機能として、「セーフティ&テクノロジーパッケージ」がスープラ 3.0およびスープラ 2.0に装着可能です。

「セーフティ&テクノロジーパッケージ」には、「ダイナミックレーダークルーズコントロール(フルスピード)」や「ブラインドスポットモニター(BSM)」、「リアクロストラフィックアラート(RCTA)」、「緊急ブレーキ機能付き駐車センサー」、「ナビゲーション」「12スピーカー500ワットJBLオーディオシステム」、「ワイヤレスApple CarPlay互換(iOSのみ)」、「スープラコネクテッドサービス」が含まれます。

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2件のコメント

  1. スープラ 3.0が4万2990ドル(約459万円)、スープラ 2.0が4万2990ドル(約459万円)

    間違ってます。

    • このたびはご指摘いただき、誠にありがとうございます。
      修正いたしました。

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