新車価格下がる? 感染防止で再評価の「クルマ」 コロナ後にヒットさせる条件とは

新型コロナウイルスが徐々に収束する動きを見せるなか、トヨタは2020年6月に新型「ハリアー」や「RAV4 PHV」など、高性能にも関わらずコストパフォーマンスに優れた新型車を続々と投入しています。しかし、ハリアーは約300万円から、RAV4 PHVは500万円を切る程度からと、お手頃な価格設定とはいえません。今後、多くの人にとって手の届きやすい200万円程度で購入できる魅力的な新車は登場するのでしょうか。

新型コロナでクルマへの関心高まる 今後ヒットする新車は?

 2020年6月に、トヨタは先代モデルより実質的に30万円以上値下げした新型「ハリアー」や、既存のPHEVより圧倒的に高機能でいながら価格同等の「RAV4 PHV」という、業界を震撼させる新型車を登場させます。

 最新の技術を投入していますが、大量生産でコストダウンが可能になったといい、ユーザーからすれば大歓迎です。

 とはいえ新型ハリアーで300万円コース。RAV4PHVに至っては500万円を少し切る程度で、お手頃価格にはほど遠いです。今後、200万円程度の予算で買えるクルマは出てこないのでしょうか。

トヨタ「RAV4 Prime」(北米名、日本では「RAV4 PHV」)
トヨタ「RAV4 Prime」(北米名、日本では「RAV4 PHV」)

 このように書くと、「中古車や軽自動車がある」というような意見も出てくるかもしれません。こういった意見、私(国沢光宏)からすれば「予算少ない人は安全性も相応でいいのか?」を意味します。

 新型コロナの経済的ダメージが長引くことは間違いありません。2009年のリーマンショックと比較される新型コロナながら、規模や影響度合いという観点から評価すれば、1990年のバブル景気崩壊に匹敵するかもしれません。

 バブル景気の崩壊はメガトンパンチでした。日本の物価を調べてみると、初任給など含め1990年から横ばい状況が続いています。

 新型コロナも、今後しばらく飲食業や観光業に代表されるさまざまな業種に悪い影響を与え続けることでしょう。一方、自動車という移動手段は、感染防止という点で再評価されつつあります。

 広告代理店のデルフィスがおこなった調査によれば、新型コロナでクルマを購入したいという人が増えていますが、この流れは実感しています。

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トヨタ新型ハリアーの内装色はコントラストを抑えた色合い
トヨタ新型ハリアーに採用される「電動シェード付パノラマルーフ」。オプション価格は約19万円。
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コメント

1件のコメント

  1. 何時になったらセダンの安全性に気付くのかね?
    家族構成で広い車内の車が欲しいのは分からんでもないが、何でセダンの骨格から増築したミニバンが好まれるのかね?
    同じドレッドで背が高けりゃ横転のリスクが増えるだけだし、第一にメーカーが完成車各々を安定傾斜角度の実測すらしないで大半を完成検査証で通過するような金太郎飴生産方式が一番ヤバいと思うけどね。
    結局は面倒くさい堕落が環七通りのタンクローリー横転とか都心の緊急時の消防車の横転につながったわけで
    本来なら燃料油脂を満タンにして計量する証明書が今はすっかり公式の計算上でばらまくように発行されてるからね。
    トラックベースのキャンピングカーなんてあやしいもんだよね。
    注視すべきは華やかな新型車ではなく個々の企業体質だろうね、しかし自動車評論家でここにメスを入れられない召し抱え評論家が多いのも問題なんだけどね。