トヨタ「RAV4」にスゴい奴登場! スープラ並に速い 派生車が5/16から予約開始

2019年11月23日に開催されたロサンゼルスオートショーで世界初公開された新型「RAV4 Prime(北米名)」の日本での発売日や先行予約受注日が判明しました。どのようなモデルなのでしょうか。

日本導入間近!? RAV4 PHVの魅力とは?

 トヨタの人気SUV「RAV4」のプラグインハイブリッド車となる「RAV4 PHV」(北米名RAV4 Prime)が2020年6月8日にデビューすることが明らかになりました。なお、先行予約受注は、5月16日から開始されるといいます。どのようなモデルなのでしょうか。

2019年11月にお披露目された新型「RAV4 Prime(北米名)」
2019年11月にお披露目された新型「RAV4 Prime(北米名)」

 RAV4 PHVは、RAV4の基本性能をベースにさらなる「Fun to Drive」を追求して開発された派生モデルとなり、同社「プリウス」から派生した「プリウスPHV」という形で新たにラインナップされるとみられます。

 パワートレインには、RAV4のハイブリッド車と同様の2.5リッターエンジンを搭載しながら、新開発の大容量リチウムイオン電池やモーターの大容量化をはじめ、高出力を可能にする新たなプラグインハイブリッドシステムを採用しました。

 北米仕様のシステム出力はRAV4ハイブリッド車を約84馬力も上まわるクラストップレベルの306馬力を達成。加速性能は時速0-60マイル(0-96km/h)加速において、5.8秒とRAV4のハイブリッド車より2秒短縮するなど、パワフルな走行を実現しています。

 PHVならではのEV航続距離は39マイル(約62km)を達成し、プリウスPHVと同様の「ヒートポンプオートエアコン」をRAV4 PHV向けに最適化して高効率な電力消費を実現するなど、高い環境性能も特徴です。

 北米仕様の内外装もブラッシュされており、外観においては専用ミッドグリルとロアバンパーを採用。メッシュグリルでスポーティさを際立たせ、ピアノブラックのアクセントで高級感を高めているほか、19インチ専用アルミホイールに大径タイヤを設定し、SUVらしい力強さと安定感を表現しています。

 また、内装では、視認性を高めるヘッドアップディスプレイや、大型9インチディスプレイオーディオをRAV4として初採用し、スポーティな走行を支援するパドルシフトも設定されました。

 日本での発売について、トヨタの販売店スタッフは次のように話します。

「RAV4 PHVは、当初6月1日に記者発表の予定でしたが、昨今の状況もあり6月8日にずれたようです。現時点では、詳細な価格やスペックは明らかになっていませんが、RAV4 PHVとして3グレード設定されるようです。

 価格のイメージとしては、RAV4の『HYBRID G(約390万円)』をベースにしているようなので、これにPHVの付加価値が加わるため、約450万円から約500万円になると予想しています

 なお、店頭にカタログもない状況ではありますが、5月16日より先行予約を開始しますので、近々でお見積りも出せるようになると思います」

※ ※ ※

 また、別の販売店スタッフは、「新型コロナウイルスの影響によって、実車が店頭に配備されるのは8月上旬になると見られます。そのため、実車を見てからご検討される場合は、納車が年末ことになるかもしれません」と説明しています。

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