まさに日本の宝! 後世に残すべき国産車3選
日産が誇る伝説のスポーツカーとは!?
●日産「スカイライン2000GT-R」
1957年にプリンスから発売された「スカイライン」は、2代目にして高性能セダンとして脚光を浴び、日産から発売された3代目ではレースに勝つために「GT-R」が誕生。
そして「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチフレーズで大人気となった4代目スカイラインは、1972年に登場しました。
この4代目にもGT-Rが設定され、エンジンは先代から継承する2リッター直列6気筒DOHC4バルブの「S20型」を搭載。最高出力160馬力を7000rpmで発揮し、当時としてはレーシングカー並の高回転型エンジンです。
外観では「GT-R」のエンブレムを配したメッシュのフロントグリル、前後のオーバーフェンダー、リアスポイラーが装着され高性能さをアピール。
また、動力性能に見合うように4輪ディスクブレーキを採用するなど、レーシングカーからフィードバックされた技術が取り入れられています。
1973年に発売された2代目GT-Rは、初代と同様にレースへの参戦を想定して開発されていましたが、オイルショックの影響などでレース参戦は幻に終わり、生産もわずか4か月という短期間だったため197台しかつくられませんでした。
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今回紹介した3車種は、どれも希少価値が高いだけでなく、デザインも美しいモデルばかりで、しかも50年ほど前のクルマとは思えないほどです。
かつて、2代目スカイラインが「羊の皮を被った狼」と評されましたが、性能に見合う外観のクルマは、素直にカッコイイといえるのではないでしょうか。
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