盗難被害ワースト1はトヨタの人気車!? 狙われやすい時間や場所とは
日本損害保険協会は、「第21回自動車盗難事故実態調査結果」を発表しました。盗難被害に遭いやすいクルマには、どのような特徴があるのでしょうか。
人気車=盗難に遭いやすい?
一般社団法人 日本損害保険協会は、2020年5月7日に「第21回自動車盗難事故実態調査結果」を発表しました。盗難被害に遭いやすいクルマには、どのような特徴があるのでしょうか。
この調査は、2000年度から自動車盗難防止対策の一環として、自動車本体盗難事故や車上ねらい事故の実態調査を実施しているものです。
今回は、2020年2月に調査をおこなった2020年度の結果で、ワーストランキングTOP10は以下のとおりです。
1位:トヨタ「ランドクルーザー」
2位:トヨタ「プリウス」
3位:レクサス「LX」
4位:トヨタ「アルファード」
5位:レクサス「LS」
6位:トヨタ「ヴェルファイア」
7位:レクサス「RX」
7位:トヨタ「ハイエース」
9位:ホンダ「ヴェゼル」
10位:レクサス「GS」
今回のワースト3は、ランドクルーザー、プリウス、LXという結果となりました。
車両盗難の被害が特定の車種に集中する傾向が続いており、例年のワーストランキング上位には前出のランドクルーザー、プリウス、アルファード、ハイエースが被害に遭いやすいことがわかっています。
なお、ランドクルーザーの盗難件数は2018度の35件から42件に増加するなど、一段と盗難被害に注意が必要です。
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警察庁が公表している「犯罪統計資料」によると、クルマの盗難認知件数は、2003年の年間6万4223件をピークに減少傾向が続いており、2019年は年間7143件となっています。
盗難認知件数が減少傾向にあることについて、日本損害保険協会は次のように説明しています。
「認知件数減少は、増加する自動車盗難被害に対して、当協会が民間側の事務局を務める『自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム』が長年にわたり自動車盗難の対策および減少に向けて精力的に取り組んできた成果です」
この記事の「1位」の車1台、「7位」の車2台を自宅敷地内に所有・保管している方が近所にいるのですが、自分がそれらの車の所有者だったら、何かと色んな意味で落ち着かないと思う。