コロナショックで中古車相場が下落か!? クルマの買い方にも変化のきざし

新型コロナウイルスの影響により中古車の販売が大きく落ち込んでおり、かつてのリーマンショックを乗り越えた店舗さえも、倒産寸前に追い込まれているようです。一方で、中古車相場が下がることは、ユーザーにとって「狙い目」といえる時期かもしれません。

先行きが不安ななかで注目を集めるのは「サブスク」

 中古車が販売不振となる一方で、クルマは「3密」を避けることができる移動手段とされており、レンタカーやサブスクリプションサービスへの需要が高まっています。

 中古車販売店「ガリバー」を運営するIDOMは、以下のように話します。

「販売数にも多少影響はありますが、一方で、仕事や通院でどうしても移動が必要なものの、公共交通機関に不安を抱える方が、新型コロナウイルスが落ち着くまでの移動手段として、中古車のサブスクリプションサービス(NOREL)を利用したいという需要が高まっています」

中古車販売店のイメージ
中古車販売店のイメージ

 NORELは、中古車をメインとする月額制の個人向けカーリースサービスです。

 最短90日間で乗り換えが可能なほか、料金には、対人、対物、人身傷害保険が含まれており、自動車税、重量税は不要です。

 また、自分で車検に出す必要もないため、気軽にクルマを利用することができる手段として人気を集めています。

 新型コロナウイルスは「いつ終わるかわからない」という怖さがあります。未だ終息の目処が立っていないため、クルマの購入などの大きな出費を伴う行為を安易にはできないという人がほとんどです。

 そのため、わずらわしい手続きもなく月額制でクルマを借りることができるサービスに注目が集まっているのでしょう。

 なお、NOREL以外にもトヨタでは「KINTO(新車のみ)」、ボルボでは「SMAVO(新車/中古車)」といったように、各メーカーが展開する定額制サービスも存在しており、コロナショックによって先の見通せない状況下でもクルマを気軽に利用できる方法として注目を集めています。

 購入するのは難しいけど、定期的にクルマ利用したいという方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

【画像】コロナショック… 倒産寸前… ユーザーにとっては「狙い目」か?(4枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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