いま見てもホレボレする!? 美しすぎる軽自動車3選
優れたデザインながら販売に苦戦したモデルとは!?
●スバル「R1」
スバルの自動車メーカーとしての歴史は名車「スバル360」から始まり、その後継車として1969年にスバル「R-2」が発売されました。
それから30年ほどの歳月を経た2003年に、5ドアハッチバックの軽自動車「R2」が車名を踏襲する形で発売され、その派生車として、2ドアハッチバックの「R1」が2005年に登場します。
R1の基本的な部分はR2と同じでしたが、2+2のシートレイアウトとなっており、リアシートのスペースがミニマムながらスタイリッシュな外観デザインのモデルとなっていました。
内装もR2に準じていましたが、ポップな色づかいや、シート素材に本革が採用されるなど、スペシャルティカーの要素が取り入れられています。
R1は軽自動車では久しぶりに発売されたパーソナルクーペとして話題となりましたが、当時の軽自動車市場ではR1のようなモデルのニーズが低迷しており、R2と共にフルモデルチェンジすることなく2010年に販売を終了。
同時にスバルは軽乗用車の生産から撤退し、2012年に「サンバー」の生産を終了することで、軽自動車の生産を完全に終えることとなりました。
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軽自動車は日本独自の規格で、かつては携帯電話と同じく「ガラパゴス化」した商品の象徴のようにいわれていました。
しかし、実際は欧州やアジア圏に輸出されていたり、現地生産もおこなわれており、その多くは排気量を800ccや1リッターにアップしたエンジンを搭載していますが、660ccのまま海外で販売されているモデルも存在します。
軽自動車は優れたパッケージングで、安全性も飛躍的に向上しているので、今後さらなる海外展開もありえるのではないでしょうか。