車のオイル交換どこでやるのがオススメ? ディーラー・GSの長所と短所とは

クルマのメンテナンスと聞いて、まず思い浮かぶのがオイル交換です。オイル交換はディーラーやカーショップ、ガソリンスタンドなどでおこなえますが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

エンジンオイルの交換はどうするのがベスト?

 クルマのオイル交換といえば、まずはエンジンオイルが思い浮かびます。日常点検でもエンジンオイルの点検が推奨されています。

 カーショップやガソリンスタンドでは、年末年始やお盆の時期など、長距離を運転することが多くなるタイミングに合わせて、オイル交換のキャンペーンがおこなわれることがあります。

オイル交換
オイル交換

 エンジンオイルの交換は、どのようにすればいいのでしょうか。カーショップのスタッフに聞いてみました。

――エンジンオイルの点検や交換のタイミングは、どう判断したらよいのでしょうか。

「エンジンオイルは自分でも点検できますが、現在では、汚れや量だけでは判断しにくくなっていることも確かです。

 最近はエンジンの性能が良くなっているので、オイルが汚れていてもしっかり回ります。見ただけでは交換の判断が難しいので、適正な距離を走ったら交換するのが一番良いと思います。もしくは寿命がくる前に交換するのもいいでしょう」

 JAFが推奨しているガソリン車のオイル交換の基準は、走行距離1万5000kmか1年、ターボ車は5000kmか6か月となっています。

 近所をたまに運転する程度で遠出もしないという場合でも、オイルは経年劣化します。なによりそうした運転だとエンジンが温まらないうちに切ってしまうことが多いので、オイルにとっては厳しい環境となることから、逆に交換時期が短くなることもあります。

――エンジンオイルにはどのような種類があるのでしょうか。

「最近のエンジンオイルは種類が非常に多くなっています。それはエンジンの性能が上がったことで適合する規格の幅が広くなり、またオイルメーカーは添加剤などを日々進化させています。

 ディーラーでは純正オイルを使っていますが、ウチのようなショップでは、お客様のクルマに合ったオイルのなかから、さらにグレードも選ぶことができます」

 エンジンオイル選びは、ベースオイルの種類や品質規格、粘度など、クルマによって推奨されている基準があります。ディーラーが用意している純正オイルだけでなく、走り方や走行頻度によって、さまざまなオイルが選べます。

 純正オイルがよければディーラーに行くしかありませんが、カーショップやガソリンスタンド、整備工場などでは、値段も含めて多様な製品のなかからチョイスできます。

 オイル交換はどこでおこなうのが良いのでしょうか。ディーラー、カーショップ、ガソリンスタンドのメリット・デメリットは下記のようです。

●ディーラー

 資格を持った整備士が作業を担当するため安心感はありますが、純正オイルしか扱っていないことから価格は高めです。また、思いついたときにすぐに交換できるとはかぎらず、予約が必要になります。

●カーショップ

 エンジンオイルの種類が豊富で、いろいろな価格帯のなかから選ぶことができます。いつでも気軽に行けるというメリットはありますが、休日は混みあうことがあり、時間がかかるケースも見受けられます。

●ガソリンスタンド

 セルフ給油が増えたことでオイル交換ができるところは減っているものの、可能であればガソリンの給油ついでに点検やオイル交換ができるという手軽さが魅力です。カーショップと同様に、やはり休日は混み合うことがあります。

※ ※ ※

 価格については、一般的にはカーショップのほうが安く、ディーラーやガソリンスタンドは少し高めの値段設定になっているようです。

 ディーラーで新車を購入した際に、「メンテナンスパック」などと称して、点検修理が安くなるプランがあったり、カーショップやガソリンスタンドにも独自の会員特典やポイント制度などもあるため、それらをうまく利用すると良いでしょう。

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