日産新型「ルークス」登場で軽市場が激変!? 王者「N-BOX」とライバルの違いを比較

衝突被害軽減ブレーキの違いはどうなっている?

 ファミリーユースが想定される軽スーパーハイトワゴンですが、万が一の際の安全性は気になるところです。近年装着車が増加している衝突被害軽減ブレーキの性能には、各車でどのような違いがあるのでしょうか。

ホンダ「N-BOX」に搭載されるホンダセンシングのカメラ部分
ホンダ「N-BOX」に搭載されるホンダセンシングのカメラ部分

 衝突被害軽減ブレーキの性能を見る際に、前方の障害物検知性能はシステムによって差が出る部分のひとつです。

 各車に装備される衝突被害軽減ブレーキを比較すると、N-BOXに搭載されるシステムは前方の車両・人だけでなく自転車も検知可能なシステムとなっています。

 一方で、他モデルは車両と人の検知には対応しているものの、自転車は検知できません。

 そして、各車のグレードごとの装着状況を比較すると、衝突被害軽減ブレーキは基本的に各車へ標準装備されているものの、タントやスペーシアではエントリーグレードに限り衝突被害軽減ブレーキレスのグレードを設定しているほか、N-BOXもエントリーグレードでレスオプション仕様が用意されています。

 ユーザーのなかには軽自動車に対して経済性を強く重視する人もいることから、こうした仕様を設けて幅広いユーザーへ訴求しているものと見られます。

※ ※ ※

 最後に、各車の価格(消費税込)を比較します。

 N-BOXは141万1300円から212万9600円、タントは124万3000円から197万4500円、スペーシアは129万8000円から194万3700円、ルークスは141万5700円から206万6900円、そしてeKクロススペース/eKスペースは139万9200円から199万1000円です。

 ルークスとeKクロススペース/eKスペースの基本設計は共通となるものの、一部装備内容が異なることから、車両価格にも若干の差が生じます。

 なお、各モデルに搭載されるエンジンはそれぞれ自然吸気エンジンとターボエンジンのふたつを設定。

 各車を比較するときは装備だけでなく販売店での試乗などで動力性能の違いも理解し、4名フル乗車の機会が多い場合などはターボ仕様を視野に入れ、検討するのもおすすめです。

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