名車だけじゃない、迷車もあった!? 今はなき高級セダン5選

かつてのフラッグシップも消滅してしまった……

●三菱「デボネア」

我が道を行く王道のセダン「デボネア」
我が道を行く王道のセダン「デボネア」

「走るシーラカンス」と揶揄されてきた三菱が誇る高級セダン「デボネア」が、登場から22年目にして初のフルモデルチェンジを受け、1986年に2代目が登場します。

 それまでのFRからFFにスイッチされ、ようやく時代に追いついたセダンに生まれ変わりました。

 当初、搭載されたエンジンは105馬力の2リッターと150馬力の3リッターV型6気筒で、4速ATのみを設定。

 3リッター車のサイズは全長4865mm×全幅1725mm×全高1425mm、ホイールベース2730mmで、足まわりは前がストラット式、後は3リンク式固定軸です。

 デザインは直線基調のいかにもセダンというスタイルで、先代からくらべるとだいぶモダンになりましたが、スタイリッシュとはいい難いものでした。

 2代目デボネアで有名だったのが、メルセデス・ベンツでお馴染みのAMG監修による「デボネアV-AMG」が販売されていたことです。さらに、ストレッチリムジンも販売されました。

 その後、1992年に3代目にモデルチェンジされましたが、さらに販売は低迷。2000年に発売された新たなフラッグシップ、「プラウディア/ディグニティ」の誕生で、デボネアは1964年から1999年までの長い歴史に幕をを閉じました。

●日産「プレジデント」

プレステージサルーンとして一時代を築いた「プレジデント」
プレステージサルーンとして一時代を築いた「プレジデント」

 1965年に初代が登場した日産「プレジデント」は、ショーファードリブン車としてトヨタ「センチュリー」と覇権を争う国産高級車の代表でした。

 そして、1990年に3代目が登場。「インフィニティQ45」をベースに開発された、新世代のプレステージセダンとなります。

 アグレッシブなデザインのインフィニティQ45に対し、プレジデントはフォーマルな装いのフロントグリルが取り付けられ、ホイールベースを150mm拡大してVIPのための後席寸法を稼いでいます。

 ボディサイズは全長5225mm×全幅1830mm×全高1425mm、ホイールベース3030mmと巨大で、搭載されたエンジンは270馬力を発揮する4.5リッターV型8気筒のみでした。

 2003年には「シーマ」をベースにした4代目に生まれ変わり、ボディサイズは全長5060mm×全幅1845mm×全高1500mm、ホイールベース2870mmで、重厚な専用デザインのフロントグリルが装着されます。

 その後、2010年にシーマとともに販売を終了(シーマは後に復活)。長い歴史を誇った日産のショーファードリブン車は消滅してしまいました。

※ ※ ※

 冒頭にあるとおり、セダンは減少傾向にあります。三菱はすでにセダンの生産から撤退し、トヨタも2019年をもって「マークX」の販売を終了しました。

 しかし、セダンがなくなるわけではなく、ホンダは2020年2月に新型アコードを発売し、日産も「スカイライン」を大幅に改良するなど、復活の兆しもあります。

 ドライビングプレジャーという点でセダンは優れているので、子育てがひと段落した世代が、ミニバンからセダンに乗り換えるという需要が、今後出てくるかもしれません。

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コメント

1件のコメント

  1. レクサスESなんて導入の動機を考えたら明らかな迷車だよな。
    LSが巨大化してLS離れの滑り止めにしては役者が足らないだろうに?
    LSをESで補う辺りは完全に顧客をバカにしてるとしか思えないし、これがベンツに勝てない理由なんだろうな。