黄色の「タイプR」復活! 限定の新型シビックタイプRが定番の白ではない理由とは
徹底的な軽量化によってピュアスポーツ性能が向上
ベースとなる「シビックタイプR」は、2020年夏にマイナーチェンジを受け、「サーキット性能」「一体感・ダイレクト感」「ドライビング空間」が進化します。
フロントグリル開口部の大型化によるエンジン冷却性の改善や、足回りなどのチューニングによるコーナリング性の向上、シフトノブの形状変更やホンダ初となるフルアルカンターラ表皮のステアリングによる操作性のアップなどを実施。
スポーツカーとしての本質と操る喜びをさらに進化させるべく、これまでのタイプRのマイナーチェンジでは踏み入れてこなかった領域にまで改良がおこなわれました。
さらに、運転支援システム「ホンダセンシング」が全車標準搭載となり、安全性も向上しています。
大きく進化を遂げる新型シビックタイプRですが、リミテッドエディションではピュアスポーツ性能をさらに引き上げるため、徹底した車体の軽量化がおこなわれました。
軽量化を実現するため、ホンダとBBS社で専用の鍛造アルミホイールを共同開発。両社がタッグを組むのは、2002年の「NSX R」以来だといいます。
ホイール1本あたり2.5kgの軽量化を実施するとともに、車両本体では防音装備を徹底的にそぎ落とすことで、ベース車に対して合計23kgの軽量化を実現。
さらなる身のこなしや路面追従性を研ぎ澄ませた、リミテッドディションならではのスポーツフィールが楽しめます。
また、リミテッドエディションの専用タイヤとして、ミシュラン パイロットスポーツカップ2が採用されました(ベース車はコンチネンタル スポーツコンタクト6)。
ドライ路面のパフォーマンスに特化したコンパウンドと内部構造を持つパイロットスポーツカップ2により、さらなる速さを身につけたリミテッドエディションは、ダンパーシステムとEPSを専用セッティングすることで、最大限の性能を発揮します。
加えて、室内に伝わるダイレクトなエンジンサウンドや車外音をチューニングすることで、スポーツフィールを際立たせました。
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シビックタイプRの限定車「リミテッドエディション」は、日本をはじめ、欧州、北米、オーストラリアで限定販売される予定です。
全世界で約1000台、日本では200台限定で2020年秋に発売予定とされていますが、価格や購入方法については現時点では未定となっており、新型シビックタイプRの公式サイトで順次アナウンスされることになります。
なお、2015年に、日本には導入されなかった9代目シビックハッチバック(欧州仕様)をベースとしたシビックタイプRが限定で販売されましたが、750台という限定数に対して10倍を超える応募がありました。
2017年に登場した現行シビックタイプRはカタログモデルとして購入できますが、かつてのタイプRを想起させるサンライトイエローIIのボディカラーは通常仕様には用意されないことから、リミテッドエディションも争奪戦が繰り広げられることが予想されます。
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