トヨタ小型SUV「ライズ」はフル装備で何百万円に収まる? 人気装備をつけた価格は
トヨタの人気SUV「ライズ」は、全長約4mとコンパクトなボディが特徴です。価格帯(消費税込、以下同様)は167万9000円から228万2200円ですが、最上級仕様にメーカーオプションをフル装備するといくらになるのでしょうか。人気オプションを装着した仕様の価格とあわせて検証します。
新型コンパクトSUVにメーカーオプションを全部盛り!
トヨタのコンパクトSUV「ライズ」は、2019年11月に発売された新型モデルです。全長約4mとSUVのなかではとくに小さく、売れ筋のコンパクトカーと比較しても同等レベルに収まっていることが特徴となっています。
発売後1か月間で約3万2000台の受注を記録するなどの売れ行きは好調ですが、SUVは価格が高いのでは、というイメージを持つ人も一定数います。コンパクトSUVであるライズの最上級仕様にメーカーオプションをフル装備すると、価格はいくらになるのでしょうか。
ライズの価格帯(消費税込、以下同様)は167万9000円から228万2200円です。今回は、最上級グレードとなる228万2200円の「Z・4WD」グレード(以下、Z)にメーカーオプションを選択できる分だけ装着します。
ライズに装着できるメーカーオプションはさまざまなものがありますが、若年層もターゲットとなるライズで注目される装備として、ディスプレイオーディオが挙げられます。
スマートフォンと連携することが可能で、9インチディスプレイを介してSmartDeviceLinkとApple CarPlayに対応したアプリを操作することが可能です。
ディスプレイオーディオは、バックカメラやステアリングスイッチとのメーカーパッケージオプションで9万7900円から装着することが可能ですが、今回はそこに車両の周囲360度をモニターで確認できるパノラミックビューもあわせて装着する「パノラミックビューパッケージ」(11万4400円)を装着します。
また、予防安全装備としてブラインドスポットモニター(BSM)+リヤクロストラフィックアラート(RCTA)もライズに設定されています。
ブラインドスポットモニター(BSM)は、隣りの車線を走るクルマが自車の後側方に近づいた際に、ドライバーへLEDインジケータで知らせたり、ウインカー操作をした場合はブザー音で注意喚起する機能です。
リヤクロストラフィックアラート(RCTA)は、駐車場などでの後退時、左右後方から車両が接近してきたときにLEDインジケーターの点滅とブザー音で注意喚起をおこないます。セットで装着され、価格は6万6000円です。
※ ※ ※
前出のメーカーオプションを含め、ライズに装着できるメーカーオプションは全部で4点です。そして、ディーラーオプションとして定番のETC2.0車載器とフロアマットを合わせると、装着するオプション装備の一覧は次のようになります。
●メーカーオプション(総額:26万8400円)
・有償色:ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール(7万7000円)
・応急用スペアタイヤ(1万1000円)
・ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート(6万6000円)
・パノラミックビューパッケージ(11万4400円)
●ディーラーオプション(総額:5万2800円)
・ETC2.0ユニット ビルトイン・ボイスタイプ(2万5300円)
・フロアマット デラックスタイプ(2万7500円)
これらのオプション装備を選択したライズの車両価格は、260万3400円となりました。
※ ※ ※
トヨタによると、受注後1か月間でのライズの人気グレードはZで、人気ボディカラーは2トーンカラーではない単色のシャイニングホワイトパール、装着率の高いメーカーオプションは前出のブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラートだと説明します。
この仕様の車両価格は243万4000円となっており(4WD仕様、ディーラーオプションは前出の2点を装備)、人気の装備をひととおり装着するとフル装備の仕様と大差ない価格になることがわかります。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。