アルファードよりも多人数乗車!? グランエースよりも割安な「ハイエースワゴン」とは
トヨタには、売れ筋の「シエンタ」、高級仕様な「アルファード」、送迎ニーズに応える「グランエース」など多種多様なミニバン(ワゴン)のラインナップが存在します。そんななか、同社の乗用バンでもっとも優れた乗車人数を誇る「ハイエースワゴン」とは、どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタの秘蔵っ子「ハイエースワゴン」とは
トヨタは、国内市場に多人数乗車のニーズに対応するミニバン(乗用バン)を数多くラインナップ。なかでも、「シエンタ」や「ヴォクシー」、「アルファード」が人気ですが、乗車人数では圧倒的な実力を持つ「ハイエースワゴン」というモデルもあります。
国内のミニバン市場は、1990年代から現在まで多様化するニーズに応えつつ、さまざまなモデルが登場しました。
最近では、SUV人気に押され気味というデータはあるものの、2019年の年間登録車販売台数では、SUVジャンル1位のホンダ「ヴェゼル」の5万5886台に対して、ミニバンジャンル1位のシエンタが11万880台と約2倍の差をつけるほどの人気を保っています。
さらに、日産「セレナ(9万2956台)」、トヨタ「ヴォクシー(8万8012)」、ホンダ「フリード(8万5596台)」、トヨタ「アルファード(6万8705台)」とミニバンは売れ筋モデルの常連に位置しているのです。
そんななか、トヨタは高まる訪日外国人の増加などに対応するべく、新たな「送迎ニーズ」を開拓するための高級ミニバン「グランエース」を2019年12月に発売しました。
しかし、国内市場にはすでに商用バン「ハイエース(200系)」の乗用仕様として「ハイエースワゴン」をラインナップしています。
新型グランエースは、6人乗りの3列シート車「プレミアム」と8人乗りの4列シート車「G」を設定し、国内外のVIPなどの送迎を想定していることからアルファード同等の静粛性や上質さを兼ね備えているのです。
対してハイエースワゴンは、「DX」、「GL」、「グランドキャビン」という3グレードを展開。全車ともに10名乗りを可能としています。
新型グランエースのボディサイズは、全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmです。一方、新型グランエースにサイズが近いのは、乗用車登録(3ナンバー登録)のハイエースワゴンとなります。
なかでも全長が近い「グランドキャビン」グレードが近いサイズとなり、ボディサイズは全長5380mm×全幅1880mm×全高2285mmです。
全幅は新型グランエースの方が90mmワイドとなっている一方、全高はハイエースワゴンの方が295mm高く設定されているなどの違いがあります。
外観デザインでは、新型グランエースが金属調加飾が加えられた大型ラジエーターグリルがツリ目のヘッドライトへつながるデザインを採用。上下左右へ張り出した押し出し感の強い顔つきが特徴です。
新型グランエースは、前述のとおり「送迎ニーズ」をメインに開発されているため快適な移動空間の提供に焦点を当てています。
対するハイエースワゴンは、荷物の運搬がメインの商用バンをベースに送迎用途でも使える仕様として設定している点が異なるのです。
内装面では、新型グランエースの運転席は、上質かつ華やかなコックピット空間を目指したとして、空調吹き出し部の金属調加飾や助手席正面の木目調加飾、メーターフードに施された表皮巻・本ステッチがドライバーに高い満足感を与えます。
後席はさらに豪華な仕様となっていて、セカンドシートならびにサードシートには専用の本革キャプテンシートを採用。ロングスライド機構やオットマン機構が装備されたシートもあり、ゆったりとした空間としました。
同乗者にくつろぎを与える木目調加飾や、加飾にあわせてやさしく灯されるLEDサイドカラーイルミネーションも装備されています。
さらに、快適装備としてディスプレイオーディオを装備し、スマートフォン連携機能によって地図アプリや音楽アプリをディスプレイ上で操作可能です。
一方、ハイエースワゴンはシート表皮にトリコットを採用。内装色はダークグレーとして、落ち着いた雰囲気の空間としました。
同じ送迎ニーズをターゲットにする両車について、トヨタの販売店スタッフは次のように話します。
「以前から販売しているハイエースワゴンは、10名乗車が可能ということで、おもにホテルや旅館などで使われるケースが多く、購入されるお客さまもそういった業種の方が多いです。そのため、個人で購入される人は見かけたことはありません。
対して新型グランエースも同様にホテルや旅館を営むお客さまからの問合せは多いです。しかし、個人のお客さまからも3列シートの『プレミアム』に関するお問合せを頂いており、アルファードに並の静粛性、上質さがあるため、アルファードの代わりで検討される人もおります。
もちろん、走行性能やほかの機能面でもアルファードの方が上ですが、比較対象にはなっているようです」
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高級ミニバンと称されるアルファードと比較対象になる新型グランエースに対して、ハイエースワゴンは多人数乗車が可能ということで、輸送力という点では上手なようです。
だからアルファードはウィンダムやアバロンの増築車だと言うに何で解らないかな?
故に前軸の許容範囲が狭いから商用車に転換しにくいんだよ
だからハイエースと言う車は作らなければならないしハイエースのほうが乗用車としても商用車としても理屈に敵った車で後ろ軸にドラムブレーキやリーフサスを採用することで適材適所に活躍できる万能車なんだよね。
形は似ても軟弱な乗用車を増築したアルファードと比較するのは間違いなのです。
ってか、個人でハイエースワゴンを購入している人、結構います。私もその一人です。このトヨタの販売の方、知らないのですね。ダメダメです。
個人でハイエースを買わない?とか?たんなる車のニュースの憶測記事で営業担当者も架空かもしれんな。