ランエボっぽいけどちょっと違う!? ホットなエンジンの高性能セダン5選

「テンロク」エンジンが熱かったころのスポーツセダンとは!?

●日産「サニー VZ-R」

おやじセダンとはいわせない高性能エンジンを搭載した「サニー VZ-R」
おやじセダンとはいわせない高性能エンジンを搭載した「サニー VZ-R」

 2004年に販売を終了した日産「サニー」は、1966年に初代が発売されると、日産を代表す大衆車として長い間愛されたモデルです。

 最終モデルは1998年に発売された9代目で、どちらかというと年配の人が乗るイメージでしたが、短期間だけ「VZ-R」というスポーツモデルがラインナップされていました。

 VZ-Rに搭載されたエンジンは、名機SR型の流れを汲む1.6リッター直列4気筒DOHCで、最高出力175馬力を7800rpmで発揮。組み合わされるトランスミッションは5速MTのみでした。

 外観は他のグレードとほとんど変わりなく、VZ-Rの識別方法はリアのエンブレムくらいで、まさに「羊の皮をかぶった狼」と形容されるセダンです。

 2000年のマイナーチェンジで大幅なグレードの整理がおこなわれ、VZ-Rの販売は終了してしまいました。わずか2年の販売だったため、いまでは非常に希少なクルマとなっています。

●三菱「ミラージュ VR」

シリーズ最後の高性能車となった「ミラージュ VR」
シリーズ最後の高性能車となった「ミラージュ VR」

 現在、販売している三菱6代目「ミラージュ」は同社のエントリーモデルとなるコンパクトカーですが、かつては高性能なモデルをラインナップしていました。

 なかでも5代目では1.8リッターV型6気筒エンジンを搭載するモデルがあるなど、同クラスではユニークな存在でした。

 ボディは3ドアハッチバック、2ドアクーペ、4ドアセダンがあり、4ドアセダンには高性能自然吸気エンジンを搭載する「VR」を設定。

 シャシやボディパネルの多くは「ランサー」と共有され、第2世代の「ランサーエボリューションIV」にも通じるデザインを採用していました。

 エンジンは三菱独自の可変バルブタイミングリフト機構「MIVEC」を採用した1.6リッター直列4気筒DOHCで、最高出力は175馬力を7500rpmで発揮する、高回転型ユニットを搭載するスポーティセダンです。

 しかし、販売は低迷したため2000年に生産を終了し、ミラージュの系譜も一旦途絶えてしまいました。

※ ※ ※

 高性能な自然吸気エンジンはアクセルに対して反応が良く、ターボエンジンほどのトルクは無いものの、高回転まで使い切るフィーリングに魅了された人も多いでしょう。

 近年は欧州車に端を発したダウンサイジングターボの台頭で、高性能な自然吸気エンジンは、もはや絶滅危惧種です。

 今後、高性能な自然吸気エンジンのフィーリングは、中古車でしか味わえないかもしれません。

【写真】衝撃! 2万kmオイル交換せず破損したエンジン内部(21枚)

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