1500万円の超豪華トヨタ「アルファード」ひっそり生産終了 レクサスミニバンとの関係は?
トヨタを代表する高級ミニバン「アルファード」の最上級モデル「ロイヤルラウンジ」の生産が、2019年末に終了しました。
1500万円のアルファード、レクサスLMとの関係は?
トヨタの高級ミニバン「アルファード」の最上級仕様として、2006年に初代モデルの販売が開始された至高のミニバン「アルファードロイヤルラウンジ」シリーズ(以下、ロイヤルラウンジ)の生産が、2019年12月27日に終了しました。
ロイヤルラウンジシリーズの初代モデルは、初代アルファードの後期型「アルファードG/V、ハイブリッド」の3グレードをベースに豪華な架装を施したミニバンです。
3列目のシートを取り外して2列目をゆったりしたサイズのキャプテンシート仕様に変更したもので、「前2席、後2席」というレイアウトは初代モデルから最新モデルまで継承されています。
豪華で機能的、上質なロイヤルラウンジだけの専用後席シートは、電動リクライニングやオットマン、読書灯などを備え、リヤセンターコンソール(テーブル内蔵・ミラー付)や各種の専用フロアマットなども全車に標準装備。冷蔵庫付のエクストラキャビネットは、オプションでの設定でした。
その後、ロイヤルラウンジは歴史を重ね、5代目モデルまで登場しました。
※ ※ ※
ロイヤルラウンジは2019年12月27日で生産終了となりましたが、ロイヤルラウンジから生まれた「前2後2」というレイアウトや超高級VIPシート、フルパーテーションの装備などの特徴は、レクサス初のミニバン「LM」にも採用されています。
ロイヤルラウンジとLMには、どんな繋がりがあるのでしょうか。これまでロイヤルラウンジを手掛けてきた株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント用品本部の担当者は、次のように話します。
「ロイヤルラウンジとLMには、関係性があるわけではありません。多忙な日々を送るエグゼクティブに対し、『あなたのもっとに応えたい』の観点からおもてなしのクルマを提供したく、ロイヤルラウンジを制作してきました。
LMとコンセプトが似ている、内容が似ているのであれば、我々のやっていたことが間違っていなかったことなので、とても光栄なことです」
ロイヤルラウンジに近いコンセプトを持つミニバンが、日本のみならず世界のエグゼクティブをとりこにする日もそう遠くはなさそうです。
ロイヤルラウンジは完成車で異音がないかどうか専用のコースで出荷前に走らせてましたね
なので若干初期走行が多い(笑