腕がないと危険!? ヤバイほど速かった過激なコンパクトカー3選
トヨタ「ヤリス GR-4」の源流はこのクルマ!
●トヨタ「ヴィッツ GRMN」
2019年12月20日に、トヨタは新型「ヤリス GR-4」という、ラリーのベース車ともいえる過激なコンパクトカーを発表。発売時期や詳細なスペックは明らかになっていませんが、かなり高性能なことは間違いありません。
このヤリス GR-4以前にも、トヨタは「ヴィッツ」をベースとした過激なコンパクトカー「ヴィッツ GRMN」を限定販売していました。
ヴィッツ GRMNは2018年に限定150台が販売されたコンプリートカーです。ボディは欧州仕様のヤリス3ドアハッチバックをベースとし、外観は専用のバンパーやサイドステップ、リアスポイラーが装着され、スポーティなスタイルに変貌。
エンジンは1.8リッター直列4気筒にスーパーチャージャーが取り付けられ、最高出力は212馬力を発揮し、駆動方式はFFでトランスミッションは6速MTのみ。専用チューニングサスペンションや、補強された高剛性ボディ、対向4ポットブレーキキャリパーなどが採用され、パワーアップに見合うシャシ性能とされます。
発売当時の価格は400万円(消費税8%込)と、ヴィッツとは思えないほど高額でしたが、内容を考えると妥当な価格かもしれません。
※ ※ ※
かつてのハイパワーコンパクトカーは、シャシの性能よりもエンジンの性能が勝っているモデルが多く、一部の車種は危険なほどのじゃじゃ馬ぶりでした。
記事中のヤリス GR-4については、シャシもかなり手が入れられているようで、安心かつ安全に高性能が味わえることでしょう。
しかし、かつてのじゃじゃ馬のようなクルマの方が、スポーツドライブという点では楽しかったのも事実です。
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