レクサス新型HVは異次元の加速感? 2020年登場の4WD車の実力とは
レクサスは2019年10月下旬に、現在開発している新たなハイブリッドシステムを搭載した試作車の試乗会を、一部メディアを対象におこないました。これまでにない加速感や乗り味を実現しているというのですが、新システムにはいったいどんな秘密があるのでしょうか。
レクサス最新技術が見せる未来のハイブリッド4WDの世界とは
東京ビッグサイトとお台場周辺エリアで、第46回東京モーターショー2019が開催中の10月下旬。ひと足、いやふた足も早く、レクサスが量産を目指す4駆ハイブリッド車に試乗することができました。
場所は、富士山麓にあるトヨタの東富士研究所。レクサスインターナショナルが、一部メディアを対象に「レクサス・テクノロジー・ディープ・ドライブ」を実施したのです。未来のレクサス新型ハイブリッド車には、どんな秘密があるのでしょうか。
レクサスがこれから目指す技術の方向性について詳しく説明し、また開発途中にあるさまざまな車両をワインディング路で試乗する機会を設けました。こうした試みは、レクサスが1989年にアメリカで誕生してからの30年間で初めてです。
レクサスの技術開発を統括する、エグゼクティブ・バイス・プレジデントの佐藤恒治氏は「これまでのレクサスは、メディアの皆さんに対して、市販化(が決定した商品)のみに対するコミュニケーションでしたが、中長期的な視点での意見交換が必要だと感じています。
今回乗っていただくクルマは、開発の目途が立っていないものもあります。そのうえで、“ありのままのレクサス”について、情報を共有させていただきたい」とレクサスの未来に向けた抱負を述べました。
今回、筆者(桃田健史)が体験した、レクサスの未知の技術のなかでもっとも興味深かったのが、「レクサス・アドバンス・ポスチャー・コントロール」システムです。
試乗した実験車両は、同社のセダン「ES」のハイブリッド車をベースとしたもの。量産型のESと同じく、フロントエンジン・前輪駆動というFF車の機能を残したまま、後輪軸に「e-アクスル」と呼ぶモーター機能を装備。つまり4輪駆動車です。
試乗前のプレゼンで、こうした説明を受けた段階では、「E-Four」などの既販の電気式4輪駆動となにが違うのか、と感じていました。
ところが、実際に試乗してみると、これまでのレクサスやトヨタのハイブリッド車とはまったく違う走り味を体感できたのです。
これって早い話が頭でっかちなFFハイブリッドの限界の話だよね?
確か?スバルのレオーネもFFより四駆は後軸のシステムの重量の加減が乗り味にも貢献していると聞いたことがあるのだが?
ただレクサスESやカムリのような横置き駆動システムはそれ自体が左右のバランスに欠くシステムなので昔のカムリグラシアのようにせいぜい2200cc程度の4発のNAに留めるのが限界だと思うのだが?
試作車が仮にESに準じていたとして先祖であるV6を搭載したプロミネントのバランスの悪さからトヨタは何を学んだのか?と疑問を抱くのは私だけだろうか?
当時は自動車評論家の徳大寺有恒氏はFFのV6車のバランスの悪さを指摘したが素人目線ですら前軸より前に思いV6を載せるなど御法度だと思うのだが?
海外のESにはV6があるものの私はレクサスブランドの縛りが無ければESなら2200cc程度のNAが一番のバランスで走れると思うのだが?くだらん見栄が車とその開発の主旨をダメにしている今の時代が悲しいね。