スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
2025年1月にスズキの人気車となる「ソリオ」「ソリオ バンディット」がビッグマイナーチェンジを行うようです。どのような改良が行われ、販売店にはどのような声が届いているのでしょうか。
え!? 正式発表前に「ソリオ」の新情報が…!?
スズキの人気モデル「ソリオ」「ソリオ バンディット」。
実は、マイナーチェンジモデルが2025年1月に登場する予定のようです。
スズキのコンパクトカーとなるソリオは、軽ハイトワゴン「ワゴンR」をベースにサイズを拡大した「ワゴンRワイド」をルーツとし、2005年に誕生したモデルです。
現行モデルは2020年12月に発売された4代目で、自販連の調査によると、2024年度上半期(4月から9月)の販売台数で2万5448台を記録し、全車種販売順位で20位にランクイン。
軽自動車を除くスズキの小型乗用車としては「スイフト」を抜いて国内トップの人気を誇ります。
ラインナップとして標準のソリオ、カスタムのソリオ バンティットがあります。
そんなソリオですが、これまでに何度もモデルチェンジや仕様改良を重ねています。
2010年発売の先代モデルは、2011年以降に特別仕様車や新機能(アイドリングストップ)の追加。
2014年にはADAS(先進運転支援システム)の強化を実施するなど、数年おきに何かしらの改良が加えられてきました。
現行モデルも2022年にハイブリッド仕様を追加し、2023年には一部仕様を改良。
そろそろ次の改良が実施されるのではないかと目下で噂されていましたが、現在、販売店ではティザーカタログが既に配布されているようです。
カタログの情報によると、大きな変更点はデザインをはじめエンジンと衝突被害軽減ブレーキなどです。
デザインでは、従来のソリオでもメッキの水平基調グリルでしたが、改良後ではより強調された3本の大きなメッキ加飾が施されます。
またソリオ バンディットでは、従来のヘキサゴングリルをやめて、縦型の8本メッキを採用することで存在感のある見た目となりました。
他にもエンジンは、マイルドハイブリッドが搭載され、Z12E型1.2L 3気筒エンジンによる燃費と走行性能を両立した走りが実現されました。
また歩行者や自動車などを検知し、衝突回避や衝突被害の軽減を助ける「デゥアルセンサーブレーキサポートII」を搭載。
加えて、駐車するときなどの低速時でも衝突回避や被害軽減を実現させる「低速時ブレーキサポート」も加わり、より安全性が強化されています。
ソリオでは、「HYBRID MZ」「HYBRID MX」「HYBRID MG」の3つのモデル、ソリオバンディットでは「HYBRID MV」がそれぞれラインナップされています。
なお、現行にあった「HYBRID SZ」についてはカタログに情報がないようです。
まだ正式発表はされていないソリオの改良ですが、販売店での動向はどうなっているのでしょうか。
関東圏の販売店の担当者は、次のように話しています。
「正式なカタログはまだないのですが、『ソリオ バンディット』の情報とともに薄いリーフレット版を配布しています。
現行モデルの在庫がないため、新規の購入者様には新型の方を案内させていただいております」
ソリオの正式発表は2025年の1月中旬に予定されているようですが、現行モデルの在庫状況から、すでに改良された新型の案内が開始されているようです。
続いて、関西圏の販売店の担当者は、次のように話しています。
「正式発表前なので、車両のみの見積もりとはなりますが、問い合わせも多く既に何台か契約されています。
安全性能に長けたクルマですので、家族連れのお客様には特に人気です。
来年の1月中旬に発表と同時に販売ですので、もし購入を急いでいる場合は販売店へ早めに相談することをおすすめします」
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今回はマイナーチェンジではありますが、エンジンやデザインにも変更が加えられており、かなり印象が変わっています。
ソリオはコンパクトながらも車内空間が広く、スライドドアという便利さもあって家族連れを中心に多くのユーザーに愛用されてきましたが、正式発表後の動向にも注目です。
三菱自動車のデリカminiにインスパイアされたのでしょうか。